【第19回】Webライターデビュー前に絶対確認すべき2点
いまや誰でもなれるWebライター。
そのぶん注意しなければいけないこともいくつかあると感じてます。
↑ の続きとなります。
■ Webライターの第一関門は、ギャラの問題
Webライターの大問題はまずギャラですよね。
ネット検索でたくさん見つかる“Webライター求人”のページを見ると「1文字0.5円」とかざらです。
つまり1000字書いても500円です。
慣れれば1000字書くのも30分程度ですから、時給1000円相当。
都会だと安めのバイト料金ですが、地方のコンビニは時給800円なので、そこそこのイメージです。
しかし、実際は書くまでの取材・リサーチなどもあるわけで、得意分野でもネタ探しやネタの“ウラ”を取る必要もあり時間が意外とかかります。
結果して時給は400円以下も当たり前。
もちろん書き直しがあれば、さらに地獄が待っています。
というわけで、個人的には「1文字1円」以下の発注者と関わる場合は、よほど担当者の雰囲気がいい感じとか、いつでも辞められそう(← ここ大事)とか、絶対に考慮すべきです。
■ ギャラ安くても書きたくなるときとその悪影響
もちろん好きなこと書くだけだから安くてもいいー!というときもあるわけが、実はそんな人が業界の単価を下げているんです。
例えば、映画の記事を書く場合、公開前の映画を数ヶ月早くタダで見られたりすることもあり、お金じゃないときも多々あります。
ギャラ安くても、記者会見などで有名人に会えるときもあります。
うまくいけば、のちのちインタビューも。
そうなると、それらメリットとギャラを天秤にかけるしかありませんが、そんなメリットのある仕事は“新人”にはまわってこないことも現実。
まずは、1文字1円以下の場合は“いますぐデビュー”したいときをのぞき、条件についてよくよく考えて、しばらくnote投稿などで腕を磨くとか、次のチャンスに向けて実力をつけるのもありです。
■ Webライターの第二関門は、担当者のアホ度合い
実はたぶんWebライター一番の問題がここです。
ただこれに気がつかないまま仕事をしている人が少なくないと感じます。
仕事を進めるうえで、担当者がどこまで優秀かダメか、これにつきます。
おおむね「1文字0.5円」以下のところは、担当者が素人同然で、ダメなことが多い気がします。ほぼ素人さんです。
そのなか、大手メディアや大会社の場合、いまはWeb制作にも大きなお金が動いています。
当然、大手 → 下請け → 下請け……とそれぞれ取り分は減っていくとはいえ、いまどき「1文字0.5円」以下はない印象。
以下、極端なお話ですよ……あくまでも。
ダメな三流会社(もちろん予算はない)が、ダメな四流Web制作会社を雇って、さらに安いWebライターを安く集める。
全部アホだから、バズることもなく昔ながらの宣伝に戻るとか(ありそう)。
……んなことが昔はホントに多かったときあります。
そのなか、たまに最近でも一流広告会社でアホがいるので困りものと聞くこともあります。
とはいえ、さすがに「1文字2円」以上となると……ないかなぁとも。
とはいえ、そんなキビしい仕事を請けたとしても、最大限の力で原稿を書きます、書くべきです。
仕事なので、これが終わったらアホと縁が切れると余計にがんばるのです。
というわけで、第二関門についてのまとめですが……。
ダメ会社にはたいがいダメ担当者しかいないので、原稿チェックも“ただの感想”で論理的なアドバイスもなし、最悪SEOとか広告効果とかなんの検証もなし。
そんな仕事では、もちろん自分の成長もありません。
最悪ダメ担当者の好き嫌いにあわせて、何度も書き直すことに……当然時給は100円以下になることも。
ゆえに仕事するうちに「こいつアホかな?」と思ったら、早いうちに撤退することが大切。
撤退テクニックと、担当者のダメ具合チェック項目は、なにかの機会に書きたいと思います。
ご質問もあれば、よろしくお願いいたします。
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※掲載画像は「ぱくたそ」さんより