働き出す前にした方がいいこと
今回は4月に教員を始める先生に向けて4月までにしておいた方がいいことや教員になって初めの方にしておくべきことを紹介します。
僕自身も今年から教員になり、担任をしています。まだまだ経験不足ですが、より近い世代としての意見を出せたらいいなと思います。この記事を見た人が1人でも多くより良いスタートを切れることを願ってます。
今回は生徒のためにやっておくべきことと自分の成長のためにやっておくべきことの二つに分けて説明していきます。
☆生徒のため
① この一年クラスに大切にしてほしいことを考える
これは僕も本を読みいいなと思ったので、今年度の初めにこれをしました。ただあまり上手くいかず抽象的なものばかり選んでしまい使いこなせませんでした。なので、具体的に何か一つ決めてみてください。時間を守る、あいさつをする、感謝の気持ちを忘れないなど当たり前のことでいいと思います。大切にしてほしいことが生徒にわかりやすかったらHRでの会話もつなげやすいのでおすすめです。まずは設定してみてください。
② 授業スタイルや方針を決めておく
生徒が学校に来だしたら想像以上にバタバタします。その中で考えていると時間の焦りもありいいものが思いつきません。生徒のためにも自分のためにもこれはあらかじめ考えておいた方がいいと思います。可能であればあまり上手くいかなかった時のプランも考えておくと軌道修正が楽になり、ストレスが減ります!
③ 名前と顔を一致させる
あらかじめ顔と名前を一致させることで情報の整理がしやすくなります。校種によっては年度が始まってすぐに家庭訪問に行くこともよくあります。また自己紹介等で今年の決意を喋った時とかにはそれを覚えやすくなります。ただコロナ禍だとマスクをしていてなかなか証明写真と顔が一致しなくてこれはとても難しいです…
④ 生徒との二者面談
新年度で引き継ぎ等も当然あるかと思いますが、やはり会って話してみないとわからないことも多くあります。その生徒がこれから何を頑張りたいと思っているのかを知ることや自分がどういう人柄なのかを知ってもらうためにも二者面談はした方がいいと思います。僕はこれを今年度行い、生徒状況をかなり把握しその後に繋げられたのでかなりおすすめです!担任を持った際はぜひしてみてください!昼休みや放課後を上手く使ってやっていきましょう。
⑤ 生徒・保護者へのメールの一斉送信
コロナ禍ということもあり、かなりメールを活用しました。手紙や授業プリントのPDFや夜にしか連絡がつかない保護者の方などとのやり取りで活躍しています。一番初めにメールが来ることの確認も兼ねて一斉送信してメールアドレスを生徒に教えておきましょう。自分がメールを送るのも楽になりますし、生徒も忘れないうちにメール送っておこうとできます。保護者の方もメールならと気軽に送ってくださる保護者の方もいます。何かとメールは役に立つので、この工程を踏むのをおすすめします。
☆自己成長編
① パソコン系に慣れておく
仕事をする時はやはりパソコンが必要になります。僕はiPadを活用しているので周りの人と比べて多くはないですが、学校全体での共有等はパソコンが必要になります。なのでパソコン系に強かったら得します!
Excelの関数が使うことができれば、かなり時短して業務をこなすことができます。Wordで見栄えの良い資料をさっと作ることができれば自分の幅が広がり生徒にしてあげられることが多くなります。習得していて損はありません!
② 年間行事予定に目を通す
目を通すことでどの時期にどんな業務をしないといけないかイメージすることができます。もちろん一年目だとその業務すらどのくらいの時間がかかるかもわからないと思いますが、その場合は聞いてみましょう!そうすることで計画的に業務をこなすことができ、直前で急いでするということが防ぐことができます。
タスク管理アプリ等に入れておくとなお忘れにくくなるのでおすすめです!
③ 先輩教員の観察
やはり自分よりも数倍経験を積んでいる先輩の工夫や振る舞いは本当に参考になります。僕も数えきれないくらい今まで参考にしてきました。電話の話し方、生徒との接し方、授業の中での工夫、業務効率化の工夫など色々学ばせてもらいました。それぐらい先輩方は今までたくさんの経験や失敗を経て今の形があります。継続して観察してみましょう!
④タスク管理の方法を決めておく
先ほども少し出ましたが、時間がある今のうちにタスク管理の方法を試しておきましょう。働き出したら忙しいのでなかなか試す時間もありません。今決められれば入ってすぐにタスクを整理しながら仕事ができます。
手帳など紙ベースでも構いませんし、アプリなどのデジタルを使いこなすでも構いません。自分に合う方法を選びましょう。
僕のおすすめは断然デジタルです!大学までは手帳を使っていました。働いたらiPadをしっかり使いこなすことを決めていたので、不安はありつつもデジタルにしました。その結果、紙がなくても全然成り立ちました。むしろ便利になりました。興味がある人は試してみてください!ただデジタルもたくさんアプリがあります。その中でもおすすめはTick Tickというアプリです。カレンダービューもありタスク整理も容易にでき仕事量が目に見えてわかるようになります。使い方をYouTubeで解説してますのでよかったら見てみてください!
⑤足し引きの思考を持っておく
教育現場は本当に仕事量が多いです。なのでただ増やすだけではなく減らしていくことも必要です。生徒のために二者面談をするなら今までは教師が丸つけをしていたものを子ども同士でしてもらうことで時間を確保します。このように何かを新しく行うならその分何かをやめることも必要です。本当に自分がすべき業務なのかを考えたり、必要不可欠でない業務はやめるもしくは方法を変えて効率を上げる必要があります。この考えをする上でオススメなのは『エッセンシャル思考』という本です。僕はこの本を読んで180°変わりました。ぜひ読んでみてください!
⑥ お金の勉強
教師に限らずですが、今の時代必要なことだなと思います。ただ特に教員は多忙なのでそこまで遊ぶ時間も多くないので特別お金が多くかかりません。そんなときにそのお金を眠らせるか働かせるかで大きく変わります。働き出すと集中して時間が取れないので働く前の今のうちに勉強することを強くオススメします!どーやって勉強したらいいかわからない!という人はまずはリベ大の両学長の動画を見てください。わかりやすく解説してくださってます。一度勉強したら将来が変わります。
いかがでしたか??
僕自身やっててよかった!ということもありますし、やっておけばよかったなーって思ったことを書きました。何か一つでも実践してみてください。自分がこれいいなと思うもので構いません。それをやっておくだけで働いてからが変わります。皆さんの参考になっていれば幸いです。
また次も見に来てください!