第4回 クラウドをさらに活用しよう!
● 職場での飲み会も復活!?
職場の歓迎会や学校行事の打ち上げなど、たくさんの方が参加するイベントや飲み会も増えてきた(復活してきた)ところでしょうか。
みなさんは、飲み会で話が盛り上がり、「なるほど!」「それいいね!」となったことを後で思い出せない経験ってありませんか?
これは私にとっては「あるある」なんですが、そんな苦い経験を経て、私はよいことを聞いたり閃いたりしたら、すぐにメモをするようにしています。そうすると後でメモを見て、話の内容を思い出すことができます。人は忘れる生き物ですから、工夫が必要です。
ちなみにみなさん、本連載の前回の内容を思い出すことができますか。
とても大切なことを紹介したつもりです。
その大切なこととは、クラウドの活用についてでした。
どうでしょう。
実際に、クラウドの活用にチャレンジされましたか。
ある方からは「共同編集機能を使って、会議の記録をしています!」という、うれしい声もいただきました。
会議の議事録だって、みんなで共同編集すればすぐに完成しますよね。
クラウドと共同編集の活用によって手間を省くことができ、きっと働き方改革につながるはずです。
しかし、まだまだチャレンジできていない方もおられるかもしれません。もっと多くの活用事例を知りたい方もおられることでしょう。
今回も、クラウド活用について考えてみましょう。
●「1粒で2度おいしい」と言えば……?
某キャラメルみたいですが、実は学校におけるクラウド活用には「1粒で2度おいしい」ことがあるのです。それは何でしょうか。
次のベン図を見てください。2つの円が重なるところにはいったい、何のツールが入るでしょうか?
例えば、クラウドを活用したアンケートが挙げられます。これは「校務・業務改善」「授業改善」の両方に活用できます。
校務 ⇒ 学校行事の振り返り、職員アンケートなどに活用可
授業 ⇒ 毎時間の振り返り、意見の集約などに活用可
まさに「1粒で2度おいしい」ツールと言えませんか?
公立小・中学校等におけるクラウドを活用したアンケート等の活用状況は、文部科学省「GIGAスクール構想の下での校務DX化チェックリスト」から知ることができます。
こちらの4ページには「教員と児童生徒間の連絡等のデジタル化」、5ページには「学校内の連絡のデジタル化」についての調査結果が示されています。
この中で次の共通の質問項目があります。
「児童生徒」は44.8%が、「教職員」は57.6%が完全にデジタル化(半分以上含む)しています。
このように令和の学校において、クラウドを活用することはもはや当たり前のことになりつつあります。
クラウド活用により授業や校務を横断し、「1粒で2度おいしい」ことを実感いただければと思います。
● 簡単に「見える化」できる
クラウドを活用したアンケートで実際に使うアプリはGoogleフォームやMicrosoft Formsなどで、選択肢形式・記述形式、どちらの質問も作成できます。一度作成したアンケートの型(テンプレート)は他の人との共有も可能です。
そして、結果の集約もとっても簡単。
回答結果がすぐにグラフなどで「見える化」されます。これまで正の字を書いて数えていたのが、嘘のようです。
このような結果の集約の容易さも大きなメリットです。アンケート結果はスプレッドシートやExcelにダウンロードできますので、他の資料に活用することもたやすくできます。
お気づきのとおり、クラウドを活用したアンケートはメリットだらけ。
校長先生ならば、全校集会の講話などでスライドに2次元コードを表示し、その場で子どもたちに回答してもらうこともできるのではないでしょうか。
即時に全体の回答結果が共有されるので、子どもたちもきっと興味を示して話を聞くことでしょう。
他にも、学校の事例発表をするときにも、発表の中で2次元コードによるアンケートを実施してはどうでしょう。
参加者の意見を共有することで、事例発表も一気に参加型になります(眠たくなる人も減るかもしれません!)。
そんなこと、できるか不安……という方は、まずは簡単なものから。
飲み会の日程調整から、初めてはどうでしょう。
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