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#6:ロンドンさんぽ ロンドンでおいしいものを食べよう!
イギリスは料理がまずいというのは今は昔。特にロンドンにはおしゃれで味もいいレストランが次々と誕生しています。
…と、いう『地球の歩き方 ロンドン』の言葉を信じて、せっかくなのでロンドンっぽいもの、イギリスっぽいものを食べてみることにしました。
ヨーロッパの外食は高いというのは本当で、円安もあって、感覚的に同じような外食で日本の2~3倍しました。デビットカードで支払ったあと、日本円換算を確認したときに思わず"Wow!"と声が出たことも何度か(笑)。
なので回数は絞ろうと熟慮した結果、イングリッシュ・ブレックファストとフィッシュアンドチップスに挑戦してみることに。ベタです。
まず、ロンドンに着いたその日のランチにイングリッシュ・ブレックファストのお店へ。地球の歩き方にも紹介されていたThe Breakfast Clubという、営業時間中ずっとブレックファストが食べられるという素敵なお店です。
なかなかの人気店らしく行列ができていて、20分ほど待ちました。
当初の計画通り、地球の歩き方で紹介されていたフルモンティという豪華なフル・ブレックファストを注文したところ、予想以上にすごいボリュームが出てきました。
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フライドポテトはホクホク、ソーセージはパリっとしていて、もちろんトーストはカリカリです。豆の味付けも濃過ぎず、予想以上にすごくおいしい。でも多い…。おそらく一人で食べる量ではないのだと思います。両側に座っていた人たちはもっと穏やかな量のブレックファストとコーヒーを楽しんでいました。
途中、何度かくじけそうになりながらもなんとか間食。右側に座っていたカップル、私が食べ切れるのか見物していたのでしょう、とっくに終わっていたのにこちらをチラチラ見ながらドン引きしてました。
最後にカフェオレを流し込んで店を後にしました。これで24.75ポンド。日本円に換算して4,964円。個人的にはかなり満足です。おいしかったし完食できました。何より翌日の昼まで一切食欲がわかなかったので、コスパはそう悪くなかったのではないでしょうか。胃もたれの勝利です。
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でも有名各所を巡って気分は軽やか。この日は3万歩、歩きました。
次はフィッシュアンドチップスです。
大英博物館を訪れる前に腹ごしらえとして夕方に食べようと思っていたのですが、目星をつけていた店が満席。席について尋ねた時にちょっと印象が良くなかったこともあり予定を変更。googleマップ片手に周辺をうろうろしました。
そしてほど近い場所で混み過ぎず雰囲気の良さそうなお店に入ったところ、店員さんは親切ですぐに席に案内され、メニューに日本語もあって、なんとか落ち着きました。
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そしてお目当てのフィッシュアンドチップスがおいしい!
衣はサクッサクで中はふわふわ。熱い。
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トリップアドバイザーの口コミ
さて、フィッシュアンドチップスに満足した後は大英博物館を訪れました。
大英博物館は言わずと知れたロンドン最大の観光スポットで、大英帝国時代に収集された古今東西の文化遺産を展示する世界最大規模の博物館です。
何しろ観光客が殺到する人気スポットなので、無料ですが事前の日時予約をおすすめします。私が訪れた時は、広大な敷地の大英博物館をぐるっと囲むようにして行列ができていました。
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大英博物館のチケット申し込みページ
今回の旅の一番の目的ではなかったのでロゼッタストーンが見られれば満足、と思っていましたが、実際に行ってみると面白そうな展示物がたくさんありました。事前にもっと背景知識を予習しておけばさらに楽しめたと思います。
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3種類の文字を凝視します。裏側もチェック。
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Shopやレストラン、近くにカフェがあります。
近年、持ち出された国からの「返還」要求の声もよくニュースで耳にします。お目当てのコレクションがあったらお早めに!
他に、美術館ではテート美術館(テート・ブリテン)を訪問しました。
テート美術館はナショナル・ギャラリーの分室として設立された美術館で名作の宝庫です。
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風景画で有名なターナーやコンスタブルなど、イギリスが誇る有名画家の作品がところ狭しと展示されています。
その中で、お目当ては『オフィーリア』です。
ハムレットに出てくるオフィーリアの悲劇的な場面を描いた、ドラマチックでメルヘンチックな作品を観ておきたかったのでした。
実物は緑色がとても鮮やかで、細かいところまで描き込まれていてきらきらと輝いているようです。
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この絵を描いた画家ジョン・エヴァレット・ミレイは、ラファエル前派という、ラファエロを手本とすることに固執したアカデミーに対抗して芸術運動を起こしたイギリスの一派に属しています。
ただこのラファエル前派について調べてみると、この関係者たちは、病弱なモデルを長時間バスタブに張った水に浸けてひどい風邪を引かせたり、パトロンの妻と不倫して結婚したり、パトロンはパトロンでマザコンでロリコンだったり。他にも結婚しているのに生涯弟子の妻に横恋慕したりと、どうしようもない人たちのエピソードがどんどん出てきます。
パトロンの妻を主人公に映画化までされていました。
せっかくの崇高な思想や美しい作品よりもドロドロな人間関係のほうに注目を浴びることが多そうで、少々残念な感じの集団です。
このテート美術館は地下にカフェテリアがあり、鑑賞後に明るい日差しが入る中でランチをとりました。
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無料なのに人も多すぎず、またひとつひとつの部屋の空間がゆったりとした作りになっているので、こころゆくまでじっくり眺めていられます。
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夕方また通りがかるとものすごい行列ができていました。
・参考資料
記事の内容は旅行当時の2024年4~6月の情報を基にしています。最新情報・正確な情報はご自身でお調べのうえ、ご確認ください。