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共通テストまで残り一週間、今からやるべきこと3選!

共通テストまであと1週間ですね。
今年から始まる共通テストは、数年前から紆余曲折があったにもかかわらず、新型コロナウィルスの影響でさらに苦難を強いられている受験生も多いと思います。

しかし、あと一週間で受験が始まることに変わりありません。
最大の成果を挙げるためには、今からでもやれることを丁寧にこなしていくことが大切です。

本記事では、受験直前期にすべき以下の3点について詳しく書いていきます。

①当日の試験時間を意識した生活リズムを作る。
②演習の点数だけでなく、内容にこだわる。
③【最重要】今まで解いた問題を見直す。

また、最後に『今からは絶対にやらない方がいいこと』についても書きますので、受験勉強の箸休め程度に読んでください。


①当日の試験時間を意識した生活リズムを作る。


受験直前期では、1日2日の学習で身に着く学力はわずかです。これまでに培ってきた実力を本番で十分発揮できるかどうかが受験結果を大きく左右します。多くの試験は朝からスタートします。試験時間に十分頭が回るよう、当日の試験時間の3時間前には起きて、試験時間に頭を回す習慣を付けておくことが重要です。
当日の試験スケジュールに沿って過去問を解いてみるのも良いでしょう。


②演習の点数だけでなく、内容(時間配分・内容)にこだわる。


試験が近くなると、過去問を解く頻度が増え、その点数で気持ちが浮き沈みしがちです。しかし、最も大事なのは『本番で結果を出すこと』です。過去問演習を終えたら、

・時間配分は予定通りであったか。
・正解した問題の考え方に抜けはなかったのか。

を確認することが最も重要であることを忘れないでください。

特に点数が安定しない人は、まだ基礎知識に抜けのある分野がある可能性が高いです。正解したからOKではなく、「なぜ他の選択肢が間違いなのか」「自分の解き方は正しかったのか」「別解はないか」など内容の理解にこだわった復習を心がけると良いでしょう。


③【最重要】今まで解いた問題を見直す。


ここまで読んでいる人は、演習を通じた本番のイメージ作りの大切さが理解できていることでしょう。
受験直前にやるべきことの3つめは、『今まで解いた問題を見直す。』ことです。
この時期になるとこれまでにかなりの量の問題を解いてきているはずです。そこには、数多くの間違えた問題が存在します。その問題を再度チェックすることが自身の不足分を補う最適な方法です。
極端な言い方をすれば、過去問で70点を取った場合、吸収できる知識は30点分しかないということです。(つまり70点分の問題を解いている時間は無駄)

直前期は、焦って前日まで過去問を解きがちです。しかし、それよりも、過去に自分の間違えた問題を一通り洗い出し、ミスや知識の抜けを見直して本番に備える方がより効率よく知識を整理するに準備をすることができます。

また、間違えたのポイントをノートにまとめ、試験場に持ち込むことで『自分専用のポイント集』で効率の良い確認をして試験に臨むことができるようになります。

最後に受験直前期にやってはいけないことを紹介します。
それは、

・新たな参考書には手を出すこと

他人の使っている参考書を見ると、自分の参考書では足りないのではないか。と不安になって別の参考書に手を付けたくなるかもしれません。しかし、その参考書の大半は自分の参考書で見たことがあったり、知っている知識ばかりです。相当演習が進んでいて、新しい参考書にしかない内容をピンポイントで辞書のように調べるのは構いませんが、それ以外の場合に新しい参考書を使うのはおすすめできません。
基本的には、演習のたびに今まで使ってきた参考書に立ち返り、参考書の内容を完璧に頭に入れる方が合格に近づきます。試験直前期になったら自分の参考書を信じてつき進みましょう。浮気者は合格から遠ざかります。

結果を出せるのは、これまでの自分を信じて当日を迎えられた人です。
この記事を読んで今から自分にできることを再確認し、最大の成果を出せることを祈っています。

それでは、Good Luck.


(ライター:Fe)

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