【仕事の偏りによる負担と不安】障害者と共に働く中で感じる思いのお話
社会人2年目、1年目よりもできることも多くなり、管理業務も任せていただくようになりました。
ただ、その中で仕事量が増えていき、その仕事量はとても偏りがあり
その負担を感じたり、周囲の状況を見て不安も感じるようになっています。
今回は、きょうだい児ではなく福祉業界という側面を持った仕事をする上での課題や今私が感じている悩み事・不安ごとを書いていきたいと思います。
悩み事
私の悩み事は、福祉業界の仕事についてです。
もう少し具体的にいうと、就労継続A型・B型、特例子会社などで働くいわゆる健常者や支援員の仕事量についてです。
就労継続A型・B型、特例子会社などは仕事を受託して、障害者はそれを毎日作業や事務をおこなっています。
支援員・管理者は、働く障害者の健康管理や業務管理を行なっていくことや他の支援機関の連携などが仕事になると思います。
ただ、障害を持った人々が行う業務が順調にいくばかりではないのです。
イレギュラーには対応できなかったり、残業できなかったり
体調不良で誰かが休んだりと受託する業務量に対して必ずしも
障害者だけで仕事が回らないこともあるのです。
そうなると、管理者や支援者は通常の管理業務に加えて受託している業務を優先して手伝わないといけなくなるのです。
そのため、業務量はどんどん増加してしまい負担が支援者や管理者に偏っていくのです。
私はこういった仕事の偏りが起こってしまうことが福祉的な側面持つ業界の問題であり、現在私の悩み事です。
こういった現状があることは、就活時や大学でも学んでいて知っているつもりでした。
ただ、実際に直面するとよりしんどく感じることやこういった現状を変えない限り、福祉業界は続かない・人手不足が解消されないのではと思うようになりました。
不安でいっぱい
こういった悩み事を抱えたのにも理由があります。
それは自分の周りの管理者である、先輩方が次から次へと体調不良で休職していくからです。
もちろん、体調不良になった原因が全て仕事にあったわけでもないと思います。
ただ、そういう人たちを見るととにかく仕事を多く抱えていて
それに加えて障害を持っている人たちのフォローも大変そうな人ばかりだったのです。
実際に、こういった人たちを見ると自分ももしかしたら知らないところで
想像以上に疲れていて、いつか働けなくなるのでは・・・と不安になってしまします。
また、休職した人たちの仕事も結局は私たちに降りかかるので、より負担は増えていくばかりなのです。
管理者以外での偏り
上記では、支援者や管理者の仕事の偏りを書きましたが、
それ以外にも実際に作業をしている障害を持っている人々の中でももちろん偏りはあるのです。
これは別に障害の有無関係なく、どこでも発生する現象だと思います。
ただ、障害があることの配慮の一環だったり、そもそも勤怠や社会人としてのビジネスマナーに問題がある人に業務をたくさんお任せすることが難しいのです。
そのため、より顕著に仕事が多い人と手すき時間がある人でキッパリと別れてしまっているのです。
どう対処するのか
上記で挙げたように、障害を持つ人々も含め、その管理者・支援者も業務の偏りによって、負担感を多く抱えている人がいることが現状です。
こういった現状に、社会人2年目の私はまだまだ自分のキャパがわからなく
どんどん仕事が増えていくことで、いつか潰れてしまうのでは?と不安を感じています。
正直、今の自分にとってこういった仕事の環境を改善することは難しいです。
もちろん何もできないわけではないと思いますが、人を雇うという判断や仕事量の分担を行う権利もないため、今自分が何をすべきなのか本当にわからなくなっています。
ただ、目の前の仕事を自分のキャパを越えないように対応しつつ、より仕事が効率良くできる方法を探して行い、それを自分だけでなく周りに共有していくことがまずはこの状況を少しでも良くする方法かなと思っています。
最後に
私は就活の軸として、多様な人々が自分の得意を活かして働ける環境を創造したいと思って就活していました。
ただ、この1年働いて上記を実現する前にはもっと違う課題がたくさんあり
それを解決しなくては私の理想を創造することは難しいんだと改めて実感しています。
この不安や悩みに気づいたこと・実感したことを忘れずに、上記の福祉業界の問題を少しでも解決して、自分自身も不安や膨大な負担を抱えることなく働ける環境を少しずつ創造していきたいです。