write.2


あぁ、行ってしまうのか。と思った。

大好きだけじゃどうしようもない事は知ってた、知ってるフリもできる。

帰っちゃうんだね、の気持ちと、ゆーてわんちゃん帰んないじゃないの?の気持ちでぐらぐらしている。私がぐらぐらしたところでどうしようもないところだけど。

会ったら泣き喚くんじゃないかなァ。
縋っちゃうんだろうなァ。

そうか、と思う。このタイミングで流れてくるVALENTI。プレイリストに感謝。笑うしか無いし笑うしか無い自分が情けない、よね。

陳腐なセリフだけど空は繋がってる。でも繋がってるだけなんだよな。物理の距離って意外と弊害なことを知ってるからこそ悲しい、寂しい。あー、うまくまとまんねぇなぁ。

これが最後のラブレターになるのかもしれんね。めちゃくちゃ悪口言ってやりたいよ、ボロクソに批判してやりたいのに。何も出てこない。

とことん嫌いにならせてくれ。一片も未練とか執着がなくなるくらいに、どうしようもなくなってくれよ。

もう泣いてるんだよ、うけるっしょ。知り合って大した年月も経ってないのにさ。鼻水流して明日の朝目が腫れちゃうなーと思いながらこうして文章を紡いでいる。

感染った口癖も、二人称も、知ってしまった音楽も、きっと私を縛り続ける。縛られてるのは私だから何も考えなくていいよ。

ほんと、狡い人だなぁ。

最大の悪口はきっとこれになる。

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