ねむいおもいで
あー、ねっむい。日曜日、恋人の誕生日。午前中に髪を切って、待ち合わせて健全な遊びしたりご飯食べたりしてたんだけど、体力だったりメンタルだったりの問題で彼が帰ってしまった。(この話はまた別の機会に) なんとも言えず暇になったので献血へゆく。約1年ぶりくらいの献血は相変わらず楽しくて不思議な時間。腕に針が入る瞬間ににやつくのだけは正直やめたいんだけど、なんとなく漏れてしまうもんだから許して欲しい。針を抜いた後、押さえておいてみたいなこと言われるんだけど、無視したらずっと血がだらだらでるのかなーとか考えちゃうよね。
血を抜いたことだし、日高屋でレバニラでも食べて補填するかねぇ、んで家帰って飲み直そっと、とか思って最寄りでレバーとウーロンハイを摂取していたら鳴る携帯。
「飲み干しにきた」
スナックで私とあの子でいれたボトルの写真と、そのひとこと。反射で返事して、時間を確認して、あの子がもう長くはこちらにいないことを思い出して(思い出すもなにも忘れたことがない)家に帰ってスーツに着替えて彼女の最寄りへ向かった。どれが欠けてもこの行動はしてなかった気がして内心笑った。ウーロンハイを2杯飲んだくらいじゃ酔わない己の理性と肝臓に感謝を。
素面で、というか1人でスナックに行ったことも帰ったこともないので、大変道に迷った。迎えに来てくれたあの子はスーツでちょっとときめいた、似合ってる。そんなこんなでスナックに着いたら、知っているおじさんが2人。ボトルを入れてくれていたり、ジンのロックをくれたり、ママは美味しいご飯をくれたり、良い時間だった。出来上がっているおじさんとの社交は、お仕事くらい面倒で容易い。帰るか〜となってからママさんがお酒足すの、ちょっと面白かった。麦焼酎の話と、ゴルフの話と、甘エビの話とか、したね。TAXIという曲も、なんか言ってた。
駅を経由してセブンに寄って帰る。駅でクッキー系のアイスを買っていた。開けてあげて、途中で飽きたらしいのをもらって食む。…うん、アイスだな。セブンで適当にカゴにぶち込んだ諸々の会計を済ませ、吐きに行ったっぽいあの子を待つために煙草を吸う。前もって言われていたので、家に着いてゴミを回収して、私が捨てに行く間に洗濯物を取り込んでいた。(私がぼとぼと落としちゃうから、ごめんね)あまり早く戻ってもアレかなと思い、ここでももう一服。お風呂を借りて、お酒を飲む。
テレビを見ながら友達や母親から連絡が来ている彼女を観測する。大変だ。
ラブレターみたいなのを見せたり、理解できないと言われたり、泣いたり、相変わらず忙しかった。
彼女が遠くに行ってしまうことは再確認したから、もう、うん。
「1ヶ月もしたらまた好きな人できるよ」
じゃ、ねぇんだよなぁ。
二日酔いを押してファミレスでモーニングを食べ、電車に揺られながら文章を書いた。