やはり日記のようなもの


最近、片想いログを付けすぎている自覚はあるけど忘却したくないらしい私がどうしても筆を執ってしまう。まーバイトが暇なのも多少原因だろーけど。 

日曜日の夜、18時の待ち合わせに30分遅れて到着した彼女。30分前には最寄りに居た私は(楽しみだったからとかではなく前後の予定的に。ほんとうだよ。)近くのコンビニでウコンをキメたあとに、喫煙所でぽけぽけ煙を吐いていた。素面で待ち合わせる経験があんまりないので多少緊張していたけど、顔を見れば別になんてことはなく「今日も可愛いなー」と内心思うだけ。駅地下にある立ち飲み屋だったはずのところは座り飲み屋になっていて、生中ともう一杯ずつ飲んだ。2軒目は日本酒のお店。飲みやすい辛口のを1合ずつ。この辺で意外とキた。

こうして書くとこんなに酔うの早いことある?私そんなに弱かったっけ?会う前に飲んだストロングゼロ2本と久しぶりの日本酒とビールのせいに、したい。うん。

一駅移動していつものカラオケへ。ここもあんまり覚えてないけどきっと私が会員であることを申告して、3時間パックで入ったんだと思う。一曲目に初めて教えてもらった曲を入れたしカモメが飛んだ日を歌った気もするのだけど、もうすっかり抜け落ちた記憶。かなしいです。次の記憶はもうソファの上でちゅーしてるシーンになってしまう。導入もきっかけも全部分からないけど、断片的に首を噛まれた記憶とかそれを煽った記憶はある。不思議なもので、多分2人ともそれ以上何かをしようとはしてない。(はず)

終電がギリギリなくなる時間にカラオケを出たらしい私達は、どうするこのあと?と、なったはずで。

「タクシーで帰るわ。」
「えーっ、かえんのー?」
「帰るよ。別に遠くないし。」
「ふーん、分かったー。そんじゃーね。」
「あなたどうするのよ。」
「んー、まぁなんとかするかなー。横浜だしどうにでもなるので。」
「それはそれで嫌だ。」

みたいな押し問答ののち、うち来なよ、となった。流石に確認した。別に下心があるわけじゃない、人の家にお邪魔するということについて、私は大変センシティブなのである。過去の失敗のせいだと思う。

タクシーを途中で止めて吐きに行った彼女。家の前で止めて私の手持ちの現金が足りなかった話。
おうちにお邪魔して洗濯物が沢山落ちてしまったり、化粧落としたり、蒸気でホッとアイマスクをくれたり、お酒を飲んだり、した。襲ってやろうとか、微塵も思わなかったなぁ。もう若くないのか、なんなのか。

朝起きて、煙草も吸いたい(彼女の家は禁煙である。)ので泊めてもらったお礼も兼ねて近くのコンビニへてくてく歩く。おにぎりと麦茶、ホットスナックのチキン。確か味はツナマヨと鮭が好きらしい。
こんな大したことないことを覚えていたくなるのが私の恋心らしいなーって思うよ。

ぐだぐだしながらアマプラを物色する。呪術うんちゃらっていうアニメの話をしていたらそれがちょうどあったので、観賞。あーだこーだ言いながら既出の分を履修した。帰るタイミングが一生わからないタイプの私は、ぼーっとしながら早く帰れって言って欲しいなって思ってた。自分勝手だとは思うんだけど、私は自分に対してしか忠実ではないから、何も言われなかったらいくらでも居てしまう。
バイトだって切ろうとした。
危ない、危ない。だからね。

「そろそろ帰んな。」
「待ってたよ。ありがとうお邪魔しました。」

そうして出たら外はすっかり夕方の気配になっていて。随分長く一緒にいたものだな、と思いながら次の約束をきちんと取り付けた自分に感謝。バイトに向かう前に牛丼屋のすき焼きを食べて、楽しかったな。うん。

ったくよー。そろそろこの恋心落ち着いてくれないかしら。私があの子に求めているのは長い縁だし安定感のはずで。間違えるのは怖いから、間違えるのが怖いと思いたくないから。

次も楽しみではあるのだけどね。

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