前のおもいで
こうして日が経ってから日記を書くのは初めてのこと。大型連休の最終日のおはなし。
私の恋人と想い人とお昼ご飯を食べ、お酒を提供してくれているエリアへ電車で揺られて20分。心なしか焦った店選びをしたのち、そこそこにアルコールを摂取。恋人はいつもの体調不良で帰っていった。とても感じの良い映画小屋を紹介してもらい、私の故郷が噛んでいる映画を観る。
めちゃくちゃ寝ちゃった。結構後悔と申し訳なさ的なアレソレはあります。
幸せってなんだろうなとかは思ったけど、ね。
そして飲み屋に入り、たくさん飲んで、靴下を買ってあげて、出た。店の前でカバンぶちまけたのは酒のせいじゃないことにしたい。電車に乗って、肩にもたれてきたあの子の重みを思い出している。何度だって恋をする。でももう叶わなそうだね、叶いそうだった事もなければ叶えようとしたかすら定かではない私が何を言っても仕方ないんだけど。
離れる準備をしているのは、どうして?
好きでいることの不毛さに嫌気が刺した、なんてことにできたらよかったなぁ。
いつだって私は私を守るためにしか感情を動かさないだろうに。
彼女の最寄りで煙草を吸い、見送って、荷物を回収し、帰って寝ましたとさ。
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