京津畑日記 第20週 11月17日〜11月23日
段取りが上手くいかず、先週から地味に疲れが溜まっていましたが、20日の夕方から急に元気になりました。
山の景色が、木の種類が目に見えて楽しい変化です。
11月17日(金曜日) タイヤ交換、一関市立図書館
午前中、雪の降る前にタイヤ交換に行きました。あいにくの雨といつもは言いますが、雪ではなくて幸いです。人の受け取り方次第ですね。
私用の中古車のタイヤも交換したのですが、履いていたタイヤは、なんと10年前のしかもスタットレスタイヤ!?だったそうです。破棄していただきました。車屋さん、一言言って下さいよ。。
一関市内に来たついで、図書の返却をしに一関市図書館へ。
午後は、工具を探しにホームセンターを2ヶ所回りました。東山、大原。
11月18日(土曜日) 郵便ポスト、鍵の取付、床断熱
田舎あるある。なのだそうです。
郵便ポストが小さくて、レターパックが入りませんでした。笑
車で10km離れた郵便局前のポストまで行き、出しました。
借家の玄関の鍵が壊れていましたので、取り替えました。古い鍵の枠が企画に合っておらず、道具もない中、頭を捻りました。ヤスリで削りましたが、2ヶ月くらいかかりそうです。次にポンチで目印をつけて電動ドリルは、ホームセンターで購入していた玩具みたいなものですから、穴は空きませんでした。
加藤隊員に金切ノコギリ刃とラジオペンチ、金切鋏をお借りしました。
加藤隊員ありがとう!
その後は床の断熱材を充填していきました。
11月19日(日曜日) バックホー研修
一関市有林にてバックホーの研修です。なぜか「気仙沼」の駅の看板が住宅地にある不思議な場所です。
講師は、兵庫県養父(やぶ)市からお越しの上垣林業様。自伐型林業経営で子供4人を育て上げていらっしゃる方です。
ちなみに養父市、朝来市、そして京都府福知山市は、2m50cmの林業作業道に補助金が出ておりますし、養父市では2割間伐の補助金もあるそうです。
一関市の皆さん、けっぱりましょうね!我々協力隊も励みますからね!
交代でユンボに乗って操作していきます。動かせても、思い通りにはコントロールできません。上垣講師は「短時間で多く乗って下さい。必ず上達します。」と言われました。
重機は高額ですね。
11月20日(月曜日) 床下炭入れ、床張り、スクレイバー
自分たちで用意できなかった竹炭を買いに、大原の「産直 山ちゃん」へ。3袋購入しました。この炭を焼いている方も後継者がいないため、今は竹だけを炭にしているとレジの方が話してくれました。お話を伺いに行きたいものです。
炭のお弁当を持って床下へ。
段取りがわからないので、断熱材を詰めた後に床下に潜る羽目になってしまいました。やれやれです。
大きなホチキスのタッカーで、バチンバチン打って終わります。床下の掃除をしておいて本当に良かったです。安心して潜れました。
台所ガスコンロ周りに断熱材を入れ、不燃性の石膏ボードをビスで止めます。
おもちゃのような電動ドリルでも柔らかな石膏ボードならいけます。
古壁のスクレイバー。
妻に「スクレイバー、もう一本あるよ」と言われて、現実逃避。
現実逃避とartをしたら、なんだか元気になりました。
11月21日(火曜日) 資材買い出し
朝から資材の購入に水沢へ行きました。大きなホームセンターが一関にはないのでね。ホームセンターについていざ購入しようとすると、何が何本いるのか計算をしていなくて売り場で面積出したり、右往左往しておりました。
昼食を済ませ、座って落ち着いて計算し、YouTubeも参考にして弾き出しました。
メモを見ながら買い物をしていきましたが、すぐに分からなくなり断熱業者さんに電話して確認しました。
ホームセンターは物が多くて頭がクルクルします。
希望の数量は揃いませんでしたが、道具が揃ったので施工が捗りそうです。
11月22日(水曜日) 土台作り、下床貼り、断熱材到着
大引きと根太の支えが少なかった事。
断熱材を下から支える木端がなかった事。
これらを踏まえて土台を追加しました。
土台の木材は、納屋にあった埃と汚れを被った材をかんなで削り、美人さんになったものを使いました。もし栗の木であれば、粘りがあり土台にピッタリの材だそうです。
運送費を浮かせるために、相乗りでやってきました。
11月23日(木曜日) ワカメハウス補修、和室の床板補修、ベニア剥がし、床張り
午前中、ワカメハウスと(妻が)呼んでいるギャンブレル屋根の小屋をビニルで補修しました。土壁を回収したり再構築したいのですが、いかんせん家が最優先。これ以上に崩れない補修です。来春には取り掛かりたい物です。
岩手の名物建物ですからね。風情があります。ただ壊すのは勿体無いでしょ。
和室の床も畳も湿気で傷んでいましたから、通気をしておりました。引っ越すにあたり畳を上げたままでは具合が悪いので、戻すことにしました。
床板が朽ち果てているところもあったので、板を噛ませて戻しました。改修は来年度でしょう。
午後、妻がバールでカンカンしていると近所の方が「大工さん、来ているの?」と勇姿をご覧くださいました。その後はバトンタッチ。
23日の作業終了です。
素人なので速度も完成度も低いですが、少しずつでも平地面責が増えるのが見てわかると、気持ちも楽になりました。
今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
さて来週は、引越しが出来るのでしょうか!
雪は積もるのでしょうか?!
断熱材は無事に仕込めるのでしょうか!?
どうぞお楽しみに!
妻も同じく一関市地域おこし協力隊員です。ご興味があればこちらのnoteもぜひご覧ください。小さな女が小さな林業をするまでの経過観察ができます。