京津畑日記 第79週 1月3日〜1月9日
2023年7月に岩手県一関市大東町に移住しました。一関市地域おこし協力隊の丸谷誠司(マルターニ)です。
自伐型(小規模)林業を通して、里山と経済の循環を起こす山守、自伐林家を目指しています。山を元気にする森の散策路や木材の面白い使い道を考えています。
本年もよろしくお願いいたします。
今週は、京津畑集落の林内作業が主です。雪が降っても林業は楽しいなあ。
それではどうぞ。
1月3日(金曜日) おやすみ
正月休み。
妻の誘いで早池峰神社の岳神楽を拝見しに行きました。
道の駅はやちね で昼飯をと目論んでいました。が、冬季は休業。
慌てて大迫(おおはさま)町まで引き返しました。
見終わって神社にゆっくり参りますと、みょうに元気でした。暖かい部屋と神楽の熱気から解放され、外気マイナス5度でサウナの整う状態になったと思われます。すがっこの境内で四股を踏んでイナしてました。
とても素晴らしいお神楽でした。鬼滅の刃はこのような文化から生まれたんだなあとしみじみ思いました。感動をありがとうございます。
1月4日(土曜日) 事務、林内作業車、雨樋直し
午後、整備屋さんに故障修理の見積もりをお願いしました。落下の衝撃で中心軸がずれ、走行性能にも難がありました。
帰宅してから、庭のすがっこ(氷)状態を改善したくて、トイを正位地に直しました。もちろん水はまだ漏れてきます。
1月5日(日曜日) 事務
午前、事務。
昼から秘密会議。カレーまで戴いてしまい、どうもご馳走様でした。
1月6日(月曜日) 作業道点検、庭の溝切り、事務
橋本光治先生に踏査して頂いた集落の山を歩きました。オレンジテープを追いかけます。途中、テープの枝が倒れていたり、動物の歯形がありました。光治先生ならどうするか考え、直しながら頂上まで登りました。
さて、下界に降りて、庭のこと。
作業道では水を分散させる!
自伐型林業の合言葉のように聞いていたのに、住まいの庭まで及んでいませんでした。雪や雨が排水されていないから水が溜まる。水が動かないから、すがっこ(氷)になる。
ツルハシで排水用の溝をつけてました。表面は緩んでましたが地面下は、すがっこ。暖かくなってから本格的に行うことにします。
1月7日(火曜日) 月例ミーティング、林業道具
午後、市役所にて月例ミーティング。
年末に協力隊5人で話した内容、1月の活動などなど。
帰宅してメンテナンス。と言えば聞こえは良いのですが、トビの使い方が馴染んで無い。東北型の角があるトビです。
今年の目標の一つ。
とびを使いこなす。
1月8日(水曜日) 京津畑施業
加藤隊員とマルターニ、マルターニャ3人で京津畑の施業。
伐倒をしましたが、すっかり木が凍ってました。
下の写真のツルは、凍ったせいと言う言い訳で。。。ツルはきちんと作りましょう!今年の目標。
林内作業車が故障中なので、バックホウがやってきました。
たくさんは運べないので、約8m材の長尺で土場に積みました。
1月9日(木曜日) 京津畑施業
2期生の本多さん、マルターニ、マルターニャ3人で施業。
寒いから行きたく無いと気持ちは消極的でした。
しかし、バックホウで雪を除ける作業が、作業道作りの慣らし訓練になると気がついて、俄然やる気スイッチが入りました。
伐倒の後、枝払いや玉切りの片付けの方が時間がかかることを計算に入れておらず、昼を越してしまいました。
逆算も今年の目標です。
おまけ 小鳥の大群
7日に山を歩いた際、小鳥の大群に出会いました。
何の鳥かご存知でしたら、ぜひご一報くださいませんか。
よろしくお願いします。
今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
来週は、久しぶりのM Gマネジメントゲームです。ゲームよりも皆に会えることが楽しみです。先輩経営者の話は、ありがたいことです。
妻も同じく一関市地域おこし協力隊員です。ご興味があればこちらのnoteもぜひご覧ください。小さな女が小さな林業をするまでの経過観察ができます。