秋色に染まる北国街道 ―「 街道まつり」
今年の紅葉シーズンの到来は早いらしいけれど、湖北の紅葉はそれよりももっと早いようで。
街道から眺める山並みも、すっかり秋の装い。
夕刻、秋色をまとう、木之本のお地蔵さま。
我が家の玄関先に迷い込んでいた銀杏の葉は、どうやら近所の神社からやってきたみたい。
お参りがてら行ってみると、眩しい程の黄色が、秋空に映えていました。
ちょうど、秋の連休中には、木之本の街道まつりが催されていたので、お昼どき、屋台を目当てに向かいました。
木之本地蔵院から屋台が続き、入り口には宿場町らしい門が設置されていました。
すでに地元の人たちや家族連れなどで、木之本独特のほのぼのとした雰囲気で賑わっています。
一番端のところまで、とりあえず歩いて行くと、夏の縁日で見かけた山路酒造さんの屋台が、この日も出現していました。
今日も、女将さん直伝の桑酒モヒート!
昼間っから、サザエのつぼ焼き、焼き鳥で一杯。
地元のお母さん方も、うどんや焼きそばなどの屋台を出されていて、きっと美味しいに間違いないし。どれもこれも食べたくて迷います。
次々に目移りしながら歩いていると、
前から食べたかった、地元の郷土料理、田楽の屋台!
さっそく食べてみると、甘めのお味噌が香ばしくって、滋味深い味わい。日本酒欲しくなる…。
他にも、湖北の山の幸、鹿や猪肉などのジビエを使った屋台がいろいろ。
迷った挙句、余呉産の鹿肉バーガーに決めた!
じっくりと焼いたジューシーな味わい…。たまらん…。
ほかにもいくつか、つまみ食いしつつ、お腹は満たされてしまいました。もっといろいろ試したかった…。
町をあげての街道まつり、街道にはステージも設置されていて、音楽の演奏や、京都から来た舞妓さんが優雅な紅葉の踊りを披露されていました。
木之本で見る舞妓さんも、眩しい程に美しや。
今月は「ぐるぽ市」があったりと、週末はしばらく町が賑わいそうです。
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