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まつうらすみれ
2018年2月12日 19:35
ほぅ――と、言葉を無くして、今朝も、我が家の窓から雪景色を見つめていました。木之本は、今が一番美しい季節かもしれない。この街のどこにいても、清廉な白のベールをまとった山並みが見える。新年早々から、京都や神戸へ、仕事で泊りがけで往復する日々が続いていた。せわしない出張から帰る度に、白銀の山々に迎えられ、心が静かに震えた。雪がすべてを覆い隠した街道の景色は、歴史の武将たちが眺めていたものと