市町村巡回訪問（南丹市・亀岡市編）
当センターの市町村巡回訪問事業、今回は南丹市と亀岡市の模様を紹介します。
京都府の中ほどに位置する南丹市は人口約3万人、旧園部町、旧八木町、旧日吉町、旧美山町の4町が平成18年に合併してから早くも16年となります。
南丹市では1名の相談員が毎週月・火・金曜日に相談対応に当たっていますが、水・木曜日はお隣りの京丹波町の窓口に南丹市在住者も相談できる体制となっており、このような相互連携によって月曜から金曜まで全ての平日で両市町の住民が消費生活相談を受けられるよう工夫をされています。
この日は、アナログ戻し、鍵解錠サービス（暮らしのレスキュー系）などの消費者トラブルについて事例検討を行い、弁護士先生からの法的助言などを受けました。
ちなみに、現在、南丹市役所では新庁舎の建設工事が進められており、敷地内には壁に囲われて工事中の区域もありました。新庁舎完成後、順に既存庁舎の改修工事が行われるため、全体が終了するのは今のところ令和7年度の見込みとのことです。
亀岡市は京都市の西隣、人口は約8万7千人です。亀岡市消費生活センター（亀岡市役所1階）では1名の相談員が日々の相談対応に当たっています。
亀岡市の巡回訪問の会場は、京都府南丹広域振興局 亀岡総合庁舎でした。亀岡市役所から徒歩5分のところにある京都府の庁舎で、こちらでも1名の相談員が相談対応に当たっています。
この日の事例検討会では、実質無料のうたい文句で販売されたWifiルータ、特商法改正後でもいまだ発生しているネット通販定期購入などの消費者トラブルについて検討を行い、弁護士先生からの法的助言などを受けました。
こちらは庁舎内の一角にある「森の京都」のPRコーナーです。一般的に「京都」というと、京都市域を中心とする"古都・京都"をイメージされることが多いのですが、ここ亀岡市や南丹市など府の南丹・中丹地域は、豊かな森の恵みを古都に届けてきたことでも知られています。
その豊かな森がはぐくんできた特産物の一つ、京都府産木材を用いた椅子や棚などが置かれています。ウッドマイレージCO2認証を受けており、地球温暖化防止にも寄与しています。
「森の京都」域内にも湯の花温泉や美山かやぶきの里など、おすすめの観光スポットがたくさんありますので、是非皆様もお越しいただければと思います。