市町村巡回訪問(宇治田原町編)
宇治田原町で実施した市町村巡回訪問のご紹介です。
府内各地の巡回訪問先の中でも、宇治田原町が到達難易度トップレベルになると思います。
というのも、公共交通機関でアプローチすると、最寄り駅は近鉄新田辺駅または京阪宇治駅・JR宇治駅から京都京阪バスに乗って、運賃均一区間では済まない長時間の移動の後、さらに町内のコミュニティバスに乗る必要があるのです。
会場となる宇治田原町役場は、令和2年7月から現在の場所に移転しています。町内を貫くメインの国道からは若干奥に入り込んだところにあります。新庁舎に移ってからの巡回訪問はこれで3回目です。
ほとんどの利用者は自動車でアプローチするので、役場の敷地内には広い駐車場が設けられています。
この日の事例検討会では、電力自由化、スマホ、公園管理、衣料品などの消費者トラブル事例等について検討を行い、弁護士からの法的助言を受けました。
宇治田原町の名産品といえば、何と言ってもお茶です。宇治田原町の町章もうじたわらの「う」の字をお茶のつぼみの形にデザインしたものとなっているぐらいです。
この日もお茶を出していただきましたが、まろやかでほんのり甘みがあって、普段飲んでいるのとは格段に違う絶品です。
役場の壁に掲げてあった、新しい道路について解説する看板です。現在建設真っ盛りの新名神高速道路で、町内には宇治田原インターチェンジができる予定です。そのインターから、国道307号線をバイパスする形で町役場に至る道を作っているのだそうです。
新名神高速道路が開通すれば、宇治田原町ICが京都府内東側最後の出入り口となり、その先は滋賀県の大津、さらには名古屋方面に一本でつながります。また、反対側の西方向では、京田辺、八幡、大阪府の高槻までつながり、さらに先は神戸方面、山陽道・中国道へと続きます。
冒頭で、アプローチしにくいと伝えた宇治田原町ですが、自動車利用に関しては、新名神開通によって交通至便の要所として劇的に様変わりします。