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市町村巡回訪問(京丹波町編)

京丹波町で実施した市町村巡回訪問のご紹介です。

京都府の中部に位置する京丹波町は、人口約1万2千人。平成17年に船井郡の旧丹波町、旧瑞穂町、旧和知町の3町が合併して京丹波町となりました。

京丹波町役場

京丹波町役場の住民課に消費生活相談窓口が置かれ、2名の相談員が毎週水曜日と木曜日に相談業務に当たっています。残る平日の月・火・金曜日では、京丹波町在住者は隣の南丹市の窓口に相談できる(逆に南丹市在住者は水・木曜日に京丹波町へ相談可能となる)広域連携の体制としており、月曜から金曜まで全ての平日で両市町の住民が消費生活相談を受けられるよう工夫されています。

京丹波町での事例検討会の様子

この日の事例検討会では、店舗購入の靴、アナログ戻し(光回線を元のアナログ回線に戻す際、契約者自身で行えば費用はかからないのに、代行に高額な手数料や不必要な付加サービス等を上乗せして請求するパターン)、ネット通販の定期購入などの消費者トラブル事例について検討を行い、弁護士からの法的助言等を受けました。

京丹波町役場(上の画像からもう少し右側へ向いた状態)

京丹波町役場は令和3年秋に新庁舎が完成し、巡回訪問で訪れるのはこれが初めてとなります。ゆったりとした敷地で横に広く展開しているので、1枚に全景を納めることができません。

京丹波町役場庁舎内の様子

新庁舎は、町内の豊富な森林資源を最大限に活用した、木造2階建てとなっています。建物内から見れば、木材がふんだんに使われている様子を実感できます。見た目だけでなく、木の香りでもそれを感じることができます。
さすがは「森の京都」の面目躍如といったところです。

庁舎内の図書室

役場庁舎の中には、図書室も併設されています。ここも、本棚はもちろん、テーブルや椅子も全て木製。とてもゆったり広々としています。

カフェで販売されているケーキ

庁舎の中には、何とカフェも併設されています。「こだちカフェ」というお店で、町民以外の方も利用できます。充電用コンセントやWifiサービスもあるとのことです。

テーブルと椅子、窓の上の丸いデザインもおしゃれ

ふつうは、用もないのに役場に行く、ということはないでしょうが、これは是非一度寄ってみる価値のあるスポットだと思います。