卒展2024レポート(マンガ学部)
こんにちは、広報グループHです。
2月14日からはじまった「京都精華大学展2024 —卒業・修了発表展—」。
土曜日はさらに賑わっています。
今回ご紹介するのはマンガ学部。
カートゥーン、ストーリーマンガ、新世代マンガ、キャラクターデザイン、アニメーションの5つのコースがあります。
カートゥーンコースは、思わず近くまで寄ってみたくなる作品ばかり。
ストイックに描くことを続けて、画力をしっかり高めた結果があらわれています。「物語」が1枚の絵に込められているのもカートゥーンの特徴。いろいろ想像しながら観るのもおすすめです。
続いてストーリーマンガと新世代マンガコース。このふたつのコースでは、学生たちのマンガ作品が冊子で読めます。笑いあり、涙あり、シュールあり、ロマンスあり……4年間をかけてじっくり向き合ってきたマンガ制作。ちょっとしたセリフやコマの隅にいるキャラクターにも、こだわりを感じます。
キャラクターデザインコースは「好き」が爆発。
商品として世に出ていてもおかしくないクオリティで、個性豊かな作品たちが展開されています。キャラクターを描くことにとどまらず、オリジナルゲームをつくったり、キャラクターが存在する建物内部までつくりこんだりと、思う存分展開しています。
アニメーションコースは手描きアニメーションから3DCGまでバラエティ豊か。ブースでは足を止めて作品に見入ってしまう人がたくさんいました。展示では資料集や台本など、ここでしか見られない貴重なものも。こんなに作り込んで1本の作品をつくるのか、と感心してため息がでました。
夢中になって読んだり、観たりしていると、どんどん時間が溶けていきます。端に描かれたちょっとした絵がかわいかったり、物語に心を動かされたり、好みど真ん中のキャラクターがいたり、動きを追っているだけで気持ちよかったり、学生たちの「好き」が自分の「好き」にも気づかせてくれる展示です。
終了まであとわずか。ぜひ隅々までご覧ください。
おわり