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黒いちじく

ご訪問いただきありがとうございます
寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか
北部にお住まいの皆さん 
大雪に見舞われ、くれぐれもお疲れが出ませんように

京都三和も朝から降り始め
午前で10数センチの積雪でした
今も降り続いていますが
明日朝が心配です

今日は冬季のいちじくの様子について語りたいと思います


▪️12月〜3月、いちじくは休眠期

いちじくは落葉樹ですので11月から12月に葉っぱが黄色く紅葉し
落葉していきます
わたしの育てている黒いちじくたちも、1月にはすっかり葉っぱが落ち
枝だけの光景になっています

いちじくは落葉樹 2024年12月3日撮影

▪️休眠期の管理

いちじくは過湿に弱く、休眠期は葉っぱも落ちている状態なので
水の与えすぎは要注意です
与えすぎると根腐れの原因になります

培土の表面の乾き具合を確認し
乾きがわかりにくい場合は鉢を持ち上げ重さをみます

乾いたら水をたっぷりやり
次、乾くまでは与えません
ハウスの場合、今はだいたい1週間に1回ペースです

露地いちじくの場合、降水に恵まれるので水やりは基本必要ないと考えています
気温が低くなる11月ごろから3月、4月ごろまでは降水量を把握しながらの水やりになります

昨秋、収穫を終えると11月頃に”お礼肥(おれいごえ)”といって
来季に備えるための肥料を与えます
その後は休眠期に入るので来季に芽吹くまでは与えません

▪️1月〜2月、剪定作業

休眠期に昨年伸びた枝を剪定します
いちじくは夏果、秋果、兼用種があり、その品種により剪定の仕方が異なってきます

育てている、黒いちじくのビオレソリエスとヌアールドカロンは秋果品種になります
これらの黒いちじくは樹勢が強く、強剪定をすることで
春からの成長に勢いが増し、芽吹きも活発になるといわれます

休眠期に入っているため
12月に剪定される農家さんもいらっしゃるようです

ハウス内の黒いちじくは、12月落葉までに至らなかったために
わたしは1月から始めようと思っています
剪定と同時に、樹形形成も作業の流れで予定しています

樹形形成について次回投稿させていただきます

▪️おわりに

わたしが黒いちじく栽培を始める際
大阪羽曳野藤井寺のいちじく農家さん
京都城陽のいちじく農家さんに
それぞれ見学に行かせていただきました

栽培について詳しく教えていただき
その後も何かあれば相談に乗っていただけています
本当にありがたいです

また、ネット検索すれば情報がヒットするので
大いに役立っています

まだまだこれから経験を重ね
黒いちじく栽培についての専門家として
自信を持って語れる日を目指したいと思います


最後までお読みいただきありがとうございました
今日も一日お疲れ様でした

#黒いちじく
#1月いちじく休眠期
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#黒いちじくの専門家

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