豊かな暮らしを考える
我々『KyotoCraftMarket』(以下: KCM)のコンセプトである
〜豊かな暮らしと未来を考える〜
これを皆さんに伝え賛同や共感してもらうにはもう少し分解してお伝えする必要があるなと思っています。
今回の記事では豊かな暮らしに対する我々なりの考えや定義づけをご紹介いたします。
「暮らし」
暮らすこととは言い換えるとモノやコトを消費すること、とも言えると思います。(コミュニケーションや感じる事、も含むならばイコールとは言い切れませんが…)料理を作る、そして食べる、ほうきを使って掃除をする、石鹸で身体を洗う、衣服を纏う、靴を履いて出かける etc…
これらが消費する事と考えるならば「豊かな消費」とはなんだろう。
近代社会の経済合理性や利便性の追求によって生まれた「大量生産」「大量消費」の構造と価値観。ここにはすでに大きな変化の波が押し寄せています。
戦後の高度成長期を一律で大量に生産するための管理システムを用いて合理的に突っ走ってきた時代を経て、物質的な豊かさを手に入れ日本は成熟社会の真っ只中にあります。物質的な豊かさや便利さでは満たされない価値観や需要の変化とともに経済の枠組みそのものの見直しが叫ばれる中、多くの若い世代を中心にその社会構造や価値観に違和感を感じて新たな動きを見せつつあります。
改めてこのコロナ禍の中「豊かさ」とは?という疑問に向き合うのは自然な流れなのかもしれません。我々にとってもこの旧来の社会の中には豊かさは見出せないなと考えました。
豊かな消費とはそのモノやコトが「何でできていて、どこで、どのように、誰が、どんな思いで作ったのか」を知って選択することで感じられるものじゃないかと思います。
大量生産された、いわば顔の見えない商品には抱き得ないそのモノに対する「想い入れ」がそこにはあるような気がするからです。
そしてもう一つは「消費」とは社会に大なり小なり影響を与える社会活動と捉えると、消費のための選択が社会に対してどう影響を与えるのか、ということが重要になってくると考えます。豊かで持続可能な社会をつくることに寄与できる選択をすることは心を豊かにします。
そんなモノやコトに囲まれた暮らしはきっと豊かな暮らしなんだろうと考えます。
地産地消や自給自足がその最たるものですがそこはなかなか現実的にハードルは高いですよね。
我々KCMはそんな豊かな暮らしが少しでも身近に感じられる社会になるために貢献できる事業でありたいと思います。
つまり我々の使命として一番大切にしなきゃいけないことは
『伝えること』
単に物を売るオンラインショップという枠を越え「伝える」ことで豊かさを感じられる商品を選択してもらうこと。これが目標になります。
商品そのもののストーリーはもちろんのこと、その周辺にある背景やその商品が含有する情報(素材に関する知識など)までもお伝えすること。その付加価値を含んだ商品の提供をすることはお客様の「思い入れ」を創造することにもつながってくると考えております。
メディアとしての役割を内包するオンラインショップ。
面白いなと興味を持っていただいた方はまだまだ駆け出しではありますがフォローの方、よろしくお願いします。
様々な媒体を使って様々な魅力的なコンテンツを発信していきますのでご期待ください。
KyotoCraftMarket スタッフ一同