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京都企業と大学との交流会(龍谷大学経済学部)(オフィスツアー)

こんにちは!京都市わかもの就職支援センターです。

今回は、2022年11月24日(木)に開催した、龍谷大学経済学部の学生と京都企業の交流会レポートです。会場は株式会社ウエダ本社様の社屋
辻田先生の「地域産業論」の授業を受講している学生のうち希望者33名と企業1社3名(株式会社ウエダ本社様)に当センターでインターンシップ中の京都産業大学生1名も参加して行いました。


「大学生と地域企業との交流プログラム」とは?

大学生の職業観醸成と京都企業の認知度向上のため、大学との協働で実施するイベントです。
 ▶以前の開催報告はこちらから

この交流会では、「働く」「ワークキャリア」「ライフキャリア」等に関する学生の素朴な疑問・不安に対し、企業人に自身の体験やライフキャリアを踏まえ、「社会人の先輩」としてお答え頂きます。
 ・どんな業種、どんな職種があるのか
 ・自身に合う仕事の見つけ方
 ・そもそも働くとはどういうことなのか …等々

今回は11月24日(木)に開催した、採用の場とは異なる、この「ざっくばらんに楽しむオフィスツアー」の様子をレポート致します。
最後までお楽しみください!


開催の流れ

開催当日、学生は11:20に株式会社ウエダ本社様・社屋前1階にて集合。受付はインターン生が担当したため、学生同士でほのぼのとした良い雰囲気に。

受付の様子

今回は希望者のみが参加するツアーでしたが、参加率94%・全員が定刻までに到着という素晴らしいスタートとなりました。

そして、到着した人から順に2階へ上がって待機頂き、開始後は以下の様な流れで進行されました。

交流会スタート(11:20)
・会社説明
・社内見学(2グループに分かれて見学)
・パネルディスカッション
交流会終了(12:50)

事前課題があり、学生は当日参加するまでに以下2つの記事へ目を通しました。
記事(1)あなたはどう生きる?どう働きたい?オフィスから”中小企業の働き方”をプロデュース
記事(2)時間と場所に捉われない環境づくり働くをプロデュースして“いい会社“を増やす

開催の様子

今回は、株式会社ウエダ本社様から3名(岡村社長・営業 リーダー王さん・営業 田中さん)にご参加頂きました。

会社説明

まず最初は王さんより会社説明がありました。

会社説明の様子

株式会社ウエダ本社は、元は「事務機のウエダさん」と呼ばれていましたが、「働く環境の総合商社」へ変革され、どの様な背景で今の業態へ変化したのか等お話し頂きました。

事業の変遷を説明する様子

会社説明の時間では、企業概要や理念、社是だけでなく、働く環境や働き方についても詳しいお話がありました。

働き方の選択肢を増やす制度・風土
社是『宇宙を想え、人愛せ』

 

社内見学

続いて、社内見学。王さんと田中さんに休憩スペースや執務スペース等をご案内頂きました。

オフィスの様子(1)
オフィスを見学する学生

緊張気味な学生へ声をかけてみたところ「やばい、すごいっすね」と返答がありました。内心、とても盛り上がっていた様です。

オフィスの様子(2)

見学中の学生からは「テレビでよく見るオフィスとは違う!カフェみたい。こんな場所だったら働いてみたい」という声も上がっていました。

オフィスの様子(3)

執務スペースもスッキリとしています。

オフィスの様子(4)

他にも、キッズスペースがあったり、社員同士の伝言ボードがあったりとコミュニケーションが活発に行われる環境が整っている印象を受けました。

オフィスの様子(5)社屋にあるキッズスペース
オフィスの様子(6)伝言ボードにはたくさんのお祝いメッセージ


パネルディスカッション

最後は岡村社長に登壇頂きパネルディスカッション。ここでは、事前に学生へ募集した質問に対して、岡村社長よりご回答頂きました。質問数は56にも上りましたが、時間の関係でその中からいくつかの質問に対してお答え頂きました。

パネルディスカッションの様子(1)

学生「成果を上げた人間よりも周りに考慮できる人間を評価するという記事がありましたが、当時反感は無かったですか?」

岡村社長「会社としての価値観を打ち出したことで、退職する社員も少なからずあったが、転職=悪というイメージではない。会社の想いが必ずしも正しいというわけでもなく、ウエダ本社としての理念を鮮明に打ち出した。人に優しいなど、数値的な目に見えない成長も大切にしていきたい」

学生「働き方で影響を受けた国は?」

岡村社長「日本人=勤勉なイメージを持っていたが、ニューヨークに行った際に『ニューヨーカー、めちゃめちゃ働くやん!』と感じた。それは時間だけでなく、タフさ。片やイタリアは、昼間からお酒を楽しみ、昼寝…だけど、匠の技・技術力は驚くほど凄い。日本の働き方を見直したいと感じた」

「ウエダ本社さんでは、子連れ出勤をしたり、男性の育休を推奨!おしゃれなオフィスでセンスを感じるという学生からの声が上がっていましたが…」

岡村社長「自分たちがセンスがあるとは思っていない。結果、こうなりました。従業員でワークショップを行い、一人ひとりの声を拾い出し、引き出していく。当社の強み・傾聴力の勝負です」

パネルディスカッションの様子(2)

学生からの質問に対する回答はもちろん、就活生に対する「熱い思い」も語って頂きました。


今回参加した学生は、「事後課題」に取り組まれます。

テーマは「(1)会社説明・会社見学を通じてどんな気づきを得ましたか?
(2)あなたが働くうえで大切にしたいことは何ですか?」というもの。
こちらは株式会社ウエダ本社様からご提案頂いたテーマになります。

どの様な回答が学生から出てくるのでしょうか?今から楽しみですね。

最後に

【参加学生について】
▼龍谷大学経済部
 辻田先生「地域産業論」履修生のうち参加を希望した学生33名
▼京都産業大学インターン生1名(運営のお手伝い)

【参加企業について】
▼1社3名 
株式会社ウエダ本社様
https://www5.city.kyoto.jp/kigyo/kg_102.cgi?CT=30&KID=51
「働く環境の総合商社」として展開するウエダ本社。単にレイアウト設計や施工、OA機器や備品の販売を行う会社ではありません。働く人にスポットを当て、人の個性を活かし可能性を引き出し、それらをかけあわせて価値を生み出していくことを、様々なかたちで展開しております。

▼開催した大学の声
辻田先生 「私たちは、コミュニケーションしやすい環境を整備することで、情報が共有され、結束力が強まり、企業にとっても、働く人にとっても好ましい状況が生まれていることを、ウエダ本社さんで実感することができました。職場の環境づくりという本業を通じて、地域社会に貢献されているウエダ本社さんは、地域に根ざし、地域とつながり、地域とともに発展しようとする「地域企業」の一つのモデルだと思っています。
「この仕事なら君やねといわれる人材になろう」、「失敗してもその経験はどこかで生きる可能性がある。若いうちはいろいろ挑戦しよう」といった岡村社長様からのエールも、学生に響いたようです。企業のみなさまに、若い世代を育てていただいていると感じます。」


今回使用したイベントチラシ

他にも京都市わかもの就職支援センターは、キャリアにまつわる様々な活動をしております。ご興味のある大学関係者の方は、お気軽にお問合せください。(京都市わかもの就職支援センター/075-746-5086)

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