<中途採用中>作った先の「喜び」をデザインする仕事 株式会社フィールド(デザイン)
普段私たちが目にするあらゆるものは、誰かがデザインして作られたものです。
スマホで目にするWEBサイトも、本屋で手に取るマンガや雑誌も、カフェのメニューも、
・どこのどんな人に届けたいのか
・受け取った人にどんな気持ちになってもらいたいのか
といったことを考えながらデザイナーは制作しています。
今回お話を伺ったのは、京都の中心街に事務所を構える「株式会社フィールド(以下、フィールド)」常務の田伏さん。
「喜ぶ人をデザインする」を企業理念に掲げるフィールドでは、フライヤーや冊子といった印刷物をはじめ、WEBサイトなどの制作まで幅広く行われています。
(株式会社フィールド 常務・田伏辰也さん)
「喜ぶ人をデザインする」という企業理念は、デザインでクライアントはもちろん、ユーザーや働くスタッフまで喜ばせたいという思いが込められているのだそう。
また、20歳から43歳までのスタッフそれぞれが個性的でありがながらも、仲が良いところが魅力の一つ。
フラットな関係性で、常に新しい技術やデザインを学びながら制作の幅が広がっていくところに、会社の成長も感じるのだとか。
営業を専門職としているスタッフがいないため、クライアントからどのような希望があるのかヒアリングしたり、制作物の内容をプレゼンするのもデザイナーの仕事です。
毎朝の朝礼で、当番を決め「最近気になるもの・こと」などについて5分間程度のプレゼンを行っていることがプレゼンスキルにつながっています。
(旅する六甲山 アートディレクション・ロゴ・デザイン・コーディング・CMS)
「制作物を通してクライアントの担当者やその上司、実際に利用されているユーザーなどはもちろん、一緒に働く仲間やブレーンなども含め、驚きや喜んでもらえた反応が見えた時、この仕事にやりがいを感じます」
と答える田伏さん。
・自分の作るもので誰かの喜びを作れること。
・ユーザーの驚きや発見につなげられること。
デザインを含めたクリエイティブ職の醍醐味はここだなとお話を伺いながら感じました。
フィールドでは働き方改革に取り組み、残業は月平均2.2時間(!)という少なさで制作に取り組まれています。
この業界で働き方改革に取り組まれているのは珍しいのではないでしょうか。
とはいえ、元々は残業の多い会社だったそう。世の中が「働き方改革」と言い始める前から「こんな働き方ではあかん」と、月に一度ノー残業デーを作ったりなど試行錯誤を経て、月単位の変形労働時間制の採用、その他の仕組みを見直し、スタッフに対して働きかたの考え方を再共有しながら、徹底的に残業を無くす取り組みを行ってきました。
会社自体も社外に向け「会社として働き方改革に取り組んでいる」とお伝えし、そこにご理解いただける企業さまとお取引をされているのだとか。
それを実現するために、スケジュール管理をかなり徹底してコントロールするようにしています。
先に先にとスケジュールを引き、成り行きでスケジュールの変更が無いように進めます。
何名かずつチームを組んで仕事をする際も、毎日ミーティングを行いスケジュールを確認することで残業がほとんど無い状態を実現できています。
(阪急沿線情報紙 TOKK 編集・ライティング・デザイン)
会社の行動指針として掲げている「シンプルに考える」。
「シンプルに考えられることができる人、来てください」と会社説明会では伝えているそうです。
この言葉はシンプルなデザインが好きと言うことではなく、クライアントから求められていることに的を外さず、キャッチボールできるという意味です。
デザインや物作りはたくさんの情報の中からアウトプットする必要がありますが、情報を集めすぎも迷わず、シンプルに“何が求められているのだろう”とちゃんと意識して応えられることが大切なのだと田伏さんは語ります。
(乙女の祇園祭 自社プロジェクト)
クライアントワーク以外にも、フィールドでは様々な自社プロジェクトをされています。
写真は、“伝統だって、かわいくなくちゃ”をテーマに、乙女心をくすぐるデザインの御朱印帳や手ぬぐいなど様々なアイテムを提案している「乙女の祇園祭」プロジェクトのもの。
こうしたプロジェクトが、クライアントワークでのクリエイティブにもつながっているのだと思います。
***
デザインは「作って終わり」ではありません。クライアントがいて、さらにその先のユーザーがいる。
自分の携わったもので「喜ぶ人をデザインする」ことに喜びを感じ、プロジェクトを進めていける方にぴったりの職場だと思います。気になった方はぜひエントリーください。
フィールドでは現在、新卒採用を行っています。
求人が気になった方はこちらのフォームよりお問い合わせください。
求人詳細▽
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?