こんにちは!京都市わかもの就職支援センターです。
私たちは普段、京都駅近くにある「キャンパスプラザ京都」を拠点として京都で働きたい学生さんをメインに求職者さんの就職・転職活動のサポートや、地域企業の採用活動や人材定着のサポートを行っています。
突然ですが学生のみなさん、大企業と中小企業の違いってご存じですか?
企業というとなんとなく、「名前や製品を知っている企業」を思い浮かべることが多いのではないでしょうか。
実は中小企業には、中小企業庁が定める定義があります。
https://www.chusho.meti.go.jp/soshiki/teigi.html
日本に存在する企業のうち、なんと99.7%は中小企業です。日本のシェアNo1を誇るメーカーや、日本の伝統を伝える企業などなくてはならない中小企業が数多くあります。
しかし、学生のみなさんにとっては普段、どんな中小企業があるのかを意識することって、あまりないのではないでしょうか。
地域を支える中小企業についてもっと知る機会をつくり、京都にどんな中小企業があるのか、働くメリット・デメリットなどを学ぶ機会として2021年7月5日に龍谷大学経済学部の授業「中小企業論」(担当:辻田素子教授)で企業と学生の交流会を開催しました。
この交流会では、受講生の学生約140名と地域企業20社がグループに分かれ、約20分間のトークを3回行いました。
今回の授業は感染症対策を行いながら、対面とオンラインでのハイブリッド形式での実施となりました。
この中小企業論は3回生の学生さんが多く履修されている授業なのですが、質問を聞いていると就活に対する漠然とした不安が多くあるようでした。
企業の方の就活生だったころのお話や、企業の強み、社員に期待していることなどざっくばらんにお話いただきました。
座談会は少人数のグループトークだったため、学生さんは自分の聞きたい質問をすることができ、就活に対する不安を解消することができたようです。
企業の方も本音で丁寧に質問に答えてくださり、プライベートや働き方のことなど学生さんがなかなか知ることのないお話をたくさん聞かせていただきました。
この交流会を経て、中小企業へのイメージが変わったと感想をいただいたり、大企業との違いや働きがい、中小企業ならではの強みなどを知ることができたようです。
就職活動とは異なる場で、様々な立場の社会人の方と交流できたことは学生のみなさんにとって深い学びの時間となったのではないでしょうか。
この授業でのお話を、今後就職活動がはじまった際にぜひ思い出してほしいなと思います。
なお、今回の取組は、令和3年7月6日付の京都新聞(朝刊)に取り上げていただきました。
※紙の紙面での掲載になりますので、各販売店や電子版でご覧ください。(オンライン版は会員限定記事になります。)
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/593014
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