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京都「橋本遊郭」多津美旅館
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通常は公開していない多津美旅館を撮影させていただきました。
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鬼滅の刃 遊郭編により、「遊郭」がなんとなく身近に感じ、艶めいて見えます。
しかし遊郭の近くに住んでいる人にとっては「そっとしておいてほしい」と、複雑な心境を持つ方もいます。
逆の立場になったとして…。
もし自分の家を知らない人が写真を撮っていたら、防犯上でも不安になるのも当然ですよね。
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当時、生きていく糧であったのは遊女たちだけでなく、経営者たちも同じ。
売春防止法により、今は普通の旅館であったとしても澱のように心に残る感情が渦巻いています。
家族や友達に気軽に職業や出身地を言えないというのはしんどいことでしょう。
ステンドグラスや色とりどりのタイルを美術品として眺めるにはレトロモダンで素敵。
もしこれがどこかの町の純喫茶や外国の風景だったとしたら、また違った見え方をしたかもしれません。
そういう意味でも現存するこの景色を見ることができた。というのは、何かご縁でもあり、地域のことや歴史を考えるきっかけになりました。
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(この橋本遊郭については数ヶ月に渡り取材しました。
歴史については長くなるので遊郭のことを知りたい方は
オマツリジャパンの
京都「橋本遊郭」妓楼が茶楼に!見に行ける遊郭へ潜入して当時の様子を聞いてみた
という記事を読んでいただけると嬉しいです。)
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