寄席の主役は高校生!?高校生と小咄教室
こんにちは! 3回生の葵家つくしです!第11回目は京大落研ならではのボランティア活動を紹介します✨
月に4回ほど有志を募って、東山総合支援学校の養正サテライトという場所で高校生と共に活動しています。
東山総合支援学校は「地域とともに」をテーマに学習を広げています。
この活動は大学からも認められたボランティア活動の一環です💪
「落研がするボランティアって何??まさか、落語を教えるなんていう馬鹿なことはしないよな…。」
はい、そこのあなた!そのまさかなんです😁
正確には、落語ではなく「小咄(こばなし)」を教える「小咄教室」を行っています!
「小咄」は落語よりうんと短いお話で、落語のエッセンスがギュっとギュっと詰まったものなんです!短いものではなんと1秒で終わってしまうものも!?😵
これが小咄のテキストです。小咄の数はなんと100以上!!👏👏
高校生がこの中から各々好きな小咄を選んで練習し、我々落研部員がアドバイスをしていきます。
小咄と言えど侮るなかれ⚠️
例え二言で終わる小咄だとしても、話すスピード、間のとり方、表情、所作など、工夫出来るポイントは沢山あります。
そして、皆工夫の仕方が違うから同じお話でも演者によって全く違ったカラーになるんです🤗✨
アドバイスなんて偉そうに言いましたが、私たち落研部員は、生徒さんが自分なりの小咄を見つけるための手助けをしているに過ぎません。
人前で喋ることでさえ恥ずかしがっていた生徒さんが、自分なりの小咄の演じ方を見つけてムクムク成長していく姿を追えるのも、この小咄教室の楽しみでもあります😎
中には独創的な演じ方で爆笑をかっさらい、落研部員を嫉妬させる強者まで…!😭👍
小咄だけでなく、15分の落語を演じる生徒さんまでいらっしゃっいます!!✨
さて、今まで小咄教室の話をしてきましたが、疑問に思った方もいるのではないでしょうか🤔
「そもそも生徒さんは何のために小咄を練習しているの?」
その答えは簡単!彼らもまたプレーヤー(演者)なのです。学校内で寄席を開いたり、近所の老人ホームを訪ねたり…!
お呼ばれして大きな会場ですることもあるんです!
緊張しながらも笑いを取り大成功🤣
生徒さんにとって小咄は、地域の方と繋がるツールでもあるんですね✨
本番によっては、私たち落研部員も一緒に参加し、生徒さんたちと一緒に寄席を作り上げたりもします!🎉
生徒さんの着物の着付けをお手伝いしたり、一緒に混じって落語をしたり😄
このように!京大落研は練習から本番まで高校生と一緒に寄席を作り上げる活動をしています!👍
全国探しても、こんな経験京大落研でしかできません!高校生の方と一緒に芸を磨き、成長を感じながら、笑いを通じて地域の方と交流を深めていきませんか??
(文責:つくし)