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他とはちょっと違う落研の日常

今回は第7.5回、番外編として、落研の日常を紹介する寄稿を掲載致します!!


初めましてこんにちは新2回生の葵家丈々(じょうじょう)です。

今まで寄席や寄席旅行などイベントやお笑いに関することばかりふれられて、普段はどんな感じなのかあまりお伝えしてきませんでした。しかし、私はそのようなイベントではない日常にこそ落研の良さ、また他のサークルと違うところがあると思うのです。そこで今回はそのような落研の日常についてお伝えしようと思います。落研はこれまでの記事の通り定期的な寄席と月一回程度の総会、寄席旅行を軸として回っていきます。しかしサークル大百科にも書いてある通り定期的な活動日がありません。部員が全員集まる時間ほとんどないのです。
このように定期的な活動がない落研。みんなで集まることがないのにみんな部室で何が起こったのかを知ることができます。それは部誌があるからです。


落研部員をつなぐ「部誌」


部誌は落研の設立期から作られており代々保管されてきています。部誌に書かれる内容はその時部室で起こった出来事や部員の迷言はもちろんのこと、余興先で起こったちょっとした事件やバイト先での失敗談など多岐にわたります。年末には落研流行語大賞や今年の漢字が書かれてたりします。このような部誌に書いてあることがこの頃部室で起こったことを教えてくれ、全員で集まる時間がなくても一体感を生んでいるのです。これに書いてある内容から話が弾むことも多いです。

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でもこれだけ見ていると確かに起こった出来事はわかるけどほんとに日常部室に人が集まったりしてるのって思ったりしますよね?心配いりません部員は部室に大抵います。なぜなら部室は快適かつ面白いからです。


24時間使えます。立地も設備も文句ない「部室」


部室は学生集会所地下一階の奥にあります。奥にあるので最初ほんとにここが部室か心配になったことを覚えています。しかしこの奥の部室とてつもなく便利なんです。まずこの部室24時間365日使えるんです(今は新型肺炎のおかげで入れませんが)。24時間365日使えることに何のメリットがあるのと思う方もいるかもしれませんがこれが大ありです。
例えば三、五限目があって四限目が空きコマになってしまったときあなたはどうしますか?家に帰るのは自転車動かさなきゃならないからめんどいし、友達も帰っちゃったしなと思ったとき落研の部室は憩いの場になります。部室は吉田南構内の南の端にあるので共西や四共、国際高等教育院からとても近いのですぐに行けますし、裏にはセブンもあるので昼飯もおやつもすぐに買いに行けます。3人いれば麻雀が始まったり、先輩が寄贈してくださったボードゲーム、カードゲームで楽しんだり、先輩のレポートを手伝ったり。くだらないおしゃべりもみんな話すのが上手なので飽きが来ません。空きコマでチーズフォンデュなんてこともありました。

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またもし部室に誰もいなくても部室はKuins-airがあるのでwifiを使い放題、通信料を気にせずにスマホをいじれます。また部室には漫画キングダムやドラゴンボール、エヴァンゲリオン、もちろん落語の本などもあるので暇な時間を贅沢に楽しむこともできます。全面畳張りで掛け布団もあるので気にせずに寝ることもできますし、寝ながら何かすることもできます。そして冬になると落研の秘密兵器であるこたつが出てきます。このこたつから出られなくなって授業に行けなくなる部員のなんと多いことか。ほんとにこたつが出てきてそこで遊んだり話したりしていると心が和みます。

2落研日常


このようにとても便利な部室。しかし24時間使える利点はもちろん遊べるだけではありません。


練習計画は自分で立てれる。忙しい大学生のためのフレックスタイム制


大学生活は忙しい時期でもあります。部活やサークル、バイトに下宿生であれば掃除に洗濯、ゴミ出しに、自動車学校など。特に参加が義務付けられ、ある特定の時間が縛られることになる体育会部活やバイト、自動車学校などは大変です。しかし落研は決まった練習時間がなく自由に練習時間を設定できます。だからバイト終わりや部活終わりに練習しに来ることができます。実際私は体育会系部活に所属しているので寄席の前はなかなか大変でした。部活を9時までやってスーパーで総菜を買って部室で食べてそれから二時まで練習して、そのあとネタを人に見てもらいへとへとになって帰るなんてこともありました。それでも先輩たちも残ってくれて、真剣に聞いてくれてそして深夜テンションもありながらも笑ってもらってとても充実したいい思い出として残っています。

落研日常3


大学生活4年間最後までやり遂げられるサークル


いろいろなサークル、部活数あれど、4年間同じように続けられるサークルはなかなかないのではないのでしょうか。しかしこの落研は望めばですが4年生の最後の寄席さよなら寄席まですべて出ることもできます。もちろん上回生になるにつれて卒論や研究室、就職活動などで出ることができる余裕のある寄席はどんどんと少なくなっていきますが最後まですべて出るつもりで頑張って残り一年を過ごそうとしている先輩もいます。このように4年間楽しみつつ真剣に取り組むことができる、人によって真剣度、参加度を変えることができるこれもこの落研のいいところだと思います。


最後に体育会系部活に入ろうとしている新入生の皆さんへ


体育会系部活つまり京都大学体育会に所属する部活はなかなか忙しいのが実情です。部活は原則休むことができず、活動する時間は一年間同じ時間を使うことになります。そこに試合が入ってきたり、自主練が入ってきたりとかなり忙しいです。私も体育会弓道部に所属していますが忙しいです。最初は兼サーなどせずに一本でいくつもりでした。でも僕が今兼サーしてて思うことは兼サーも悪くないということです。なぜなら体育会だけに入ってるとちょっと息が詰まることもたまにあるからです。もちろん体育会は一日や大学生活にメリハリがつき、何より仲間と一緒に真剣にスポーツに取り組むことができるというとても楽しいものです。しかし体育会は伝統があり、結果が求められ、失敗できないという緊張感もあります。この雰囲気はいいことでもあるのですが少し疲れることもあるそれが実情です。私はそんなとき落研に入っていてとても良かったと感じます。いつもみんな温かく迎えてくれてゆったりとした雰囲気が流れていて落ち着くからです(ゆったりしすぎな感じも少なからずしますが)。そして落研でなければ続けられなかったのかもとも思います。もちろん部活によって忙しさも様々なので一概には言えませんが私は兼サーをしてみてもいいのかなと思います。そして騙されたと思って落研に入ってみるのはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。

文責:丈々

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