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【京都モダン建築祭】スキマ時間にも!30分〜60分で参加できるおすすめツアー9選!

京都モダン建築祭では、「ガイドツアー」を毎日実施します。
ガイドツアーでしか見学できない建築や、開店前の貸切見学なども! 京都モダン建築祭をより深く楽しむには、決して見逃せないプログラムです。(ガイドツアーに参加するには、事前の申し込みが必要です)

この記事では、ツアー時間30〜60分の気軽に参加できるツアーのおすすめ9選をご紹介。京町家から美術館、占領期の教会建築から赤レンガの洋風建築まで多種多様!あなたは、どの建築が気になりますか?

\ 9/30まで抽選申込中です / 


ツアー時間:30分

【SACRAビル】大正モダンのセセッション銀行建築、旧不動貯金銀行を特別見学

近代建築立ち並ぶ三条通にそびえる、大正モダンな銀行建築を特別見学。重厚なデザインのなかに、円や四角といった幾何学を駆使するセセッションスタイルが特徴的です。シンボリックなメダリオン、可愛らしい手摺の階段、工夫が施された小窓まで。近代建築リノベーションの先駆けとなった旧不動貯金銀行、SACRAビルを堪能します。

●申込みはこちらから:https://teket.jp/7795/37635/

ツアー時間:40分

【衣笠山の家】増田友也の名作モダニズム邸宅、居住者が特別案内

ル・コルビュジエのサヴォア邸を思わせる名作モダニズム邸宅を特別見学。柱や梁はコンクリート打ち放しで、東西の壁面にはタイル貼り。西洋のモダニズム建築の造形が見られますが、木製の格子が取り付けられた窓や、室内に用いられた襖や障子、長押など日本的な意匠も随所に見られる「日本的モダン」の名建築を堪能しましょう。

●申込みはこちらから:https://teket.jp/7795/37644/

【旧大倉喜八郎邸】奇想の建築家・伊東忠太が手がけた「眞葛荘」、建築史家と特別見学

奇想の建築家・伊東忠太が手がけた「眞葛荘」を建築史家と特別見学。一代で大倉財閥を築きあげた大倉喜八郎の別邸として建てられたもので、今回初めてパスポート公開となる祗園閣と共に大雲院の中にあります。伝統的な書院造りのなかにある八角形屋根の応接間。京風の洗練された仕上がりが光る座敷の造作。通常非公開の書院をツアーでのみ特別に見学します。

●申込みはこちらから:https://teket.jp/7795/37663/


ツアー時間:50分

【カトリック西陣教会】文化財マネージャーと、占領期の聖堂建築を特別見学

現在のカトリック西陣教会聖堂は、戦後直後の占領期に、アメリカのメリノール宣教会の援助によって建てられました。設計を手掛けたのはウィリアム・二―リー修道士。他に高野教会、伏見教会、山科教会も同修道士の指導によるものです。ロマネスク様式を想起させる重厚な木造聖堂。尊攘派志士の屋敷跡に建つこの教会を、京都市文化財マネージャーで「京都を彩る建物や庭園」制度によるこの教会の調査にも携わった永松さんと特別見学。今回の建築祭では、このツアーでのみ見学できます。

https://teket.jp/7795/38892/

【パビリオンコート】古美術商の洋風陳列館、「旧山中商会」当主が特別案内

国内最大級の古美術商・旧山中商会の洋風陳列館を特別案内。パビリオンコートは、海外に日本美術を輸出していた山中商会が、大正9(1920)年に古美術品の陳列館として建てたもの。折上格天井にトップライトを配した洋風陳列館は、京都初の鉄筋レンガ造建築。海外からの顧客も出迎えた貴重な近代建築を、当主とじっくり拝見します。

●申込みはこちらから:https://teket.jp/7795/37667/

ツアー時間:1時間


【らくたび京町家】代表若村さんが特別案内、洋間と茶室を設えた近代京町家の代表例

近代京町家の代表例、らくたび京町家を代表若村さんが特別案内。昭和初期の奥ゆかしい大塀造でありながら、暖炉やステンドグラスを配した洋間、国宝待庵を写した茶室など、外からは窺い知れないモダンさを兼ね備えています。露地のような玄関庭から大座敷、深山幽谷を感じさせる前栽、茶室や洋間までじっくり堪能しましょう。

●申込みはこちらから:https://teket.jp/7795/37638/

【藤田家住宅】贅を尽くした織元屋敷、当主が洋室付きモダン京町家&茶室を特別案内

贅を尽くした織元商家の大型町家へ。虫籠窓や格子窓を備えた伝統的な町家づくりながら、中に入れば、絨毯が敷かれたアールデコ風の洋間や、8mを超える圧巻の吹き抜け空間。さらには、貴重な聚楽土を塗って仕上げた茶室まで。設計から造作、すべてにため息がこぼれる藤田家住宅を、当主が隅から隅まで案内します。

●申込みはこちらから:https://teket.jp/7795/37616/

【京都国立近代美術館】元キュレーターと非公開エリアを特別見学、モダニズムの巨匠・槇文彦の名作へ

プリツカー賞受賞の建築家・槇文彦の名作を、元キュレーターとじっくり鑑賞します。日本の障子を思わせるガラススクリーン。美術館のためにデザインされた家具。通常非公開の2Fブリッジも特別見学。階段室から手すりまで、美術館建築を徹底的に味わいましょう。詳しすぎる建築解説が話題の建築クリアファイル「京都岡崎アーキテクチャマップ」(画・宮沢洋、文・本橋仁)付き。

●申込みはこちらから:https://teket.jp/7795/37649/


【NISSHA本館】小西館長と明治の近代化産業遺産へ、レンガ造の本館を特別案内

貴重なレンガ建築が残る、NISSHA株式会社へ。印刷歴史館としても活用される明治39年築のNISSHA本館を、小西館長が隅々まで案内します。御影石から削り出した石柱、意匠を凝らしたバルコニー、職人の手による美しい装飾天井など細やかな意匠、世界最古の印刷物やグーテンベルク印刷機など、印刷の歴史を語る貴重な資料も鑑賞。100年を越える産業遺産の魅力を堪能しましょう。

●申込みはこちらから:https://teket.jp/7795/37632/

抽選申込は、9月30日(月)まで。
この機会をお見逃しなく!