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私がどうしても、つかえない2つの言葉

突然ではあるが、私がどうしても会話で(文章でも)つかえない言葉が2つある。

「馬鹿」と「端」

読み方は、「ばか」と「はじ」。

これが私の場合、「ばか」→「あほ(アホ)」、「はじ」→「は」となる。

例えば、「道歩いていて急に車が来たから、あわてて道路の端(はじ)に寄ったら、そこに犬のフンが落ちていて、踏んじゃった。なに馬鹿やっているんだろ?」という状況のとき。

関西人の私は、「道歩いてたら急に車来て、あわてて端(は)に寄ったら、犬のフン踏んでしもた。あー、ほんまにあほ(アホ)やわ~」となる。

しばしば「ばか」と比べられることが多い「アホ」だが、「アホ」はなかなか便利な言葉だ。「あんた、アホやな」とよく言われるし、「アホなことしたわ~」と自分で、無意識に何回も言っている。言われても、あまり怒られた気分にならないし、自分で言っていても、まだまだ大丈夫的な、軽い感じがする。

それが、もし「あなたは、本当に馬鹿だ。こんなことも知らないなんて」と言われたら、「ガーン」と頭を殴られ、もう救いようがない暗黒の気分になる。

一方、「なんて馬鹿なことをしてしまったんだろう・・・私は」となると、これまた、とんでもない大失態をやらかして、救済の余地なし感にずっぽりはまる。

もちろん、「専門ばか」のような複合名詞はOKだが、単独使用は絶対NG。だから現在、都内在住の私は「ばか」が聞こえるたびに、今でも恐怖におののいている。

かたや、「端(はじ)」は、どうも個人的に耳に慣れない。そもそも、生粋の関西人は「はじ」とは言わないのではないだろうか。だから、こちらでよく耳にするので、気になって仕方がない。

とにかく、この2つは私の使用語彙には入っていない。だから日本だけでなく、世界のどこにいても言うのは、「アホ」と「はし」。なんかちょっと個人色が強い文章になってしまったけれど、やっぱり気になる「馬鹿」と「はじ」なのだ。



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京すずらん
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