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災害ボランティアに参加
週末に「令和6年能登半島地震・令和6年奥能登豪雨 石川県災害ボランティア」に参加した。今回、参加をしてみて学んだことを記していこうと思う。(震災で被害を受けた方々へのプライバシーを考慮し、被災地の写真掲載はしない)
1.出発
![](https://assets.st-note.com/img/1729391091-gTNsoBram8KjLzwFi5fkxX0Q.jpg?width=1200)
10月18日 早朝 金沢駅 団体バス乗降エリアにてバス乗り場には、ボランティアに参加する人がたくさんいた。珠洲市、輪島市、能登市とそれぞれの方面にバスが出ていく。私は今回、珠洲市の災害ボランティアに参加した。午前6時半にバスが到着し、出発。
2.現地到着
午前9時半。珠洲市役所に到着。受付を通り、説明事項を聞いた後、チームに分かれ、地震や豪雨により被害を受けた地域、家屋に出向いた。私はある家屋の支援をするチームに入った。午前中にその作業が完了し、市役所に帰宅。次の指示があるまで待機となったが、、、
3.まさかの。。。
なんと、そこから嵐のような豪雨に。元々雨予報だったため、どうなるのかと思っていたが、ここまで降るとは思わなかった。結局、午後からの作業は中止となった。午前しか活動できず残念に感じたが、それでも1つでも何かの形で支援にかかわることができたと思うと、今回参加した目的を果たすことはできたのではないかと思う。
4.参加して学んだこと
今回、午前中しか作業ができなかったが、それでも様々な気づきや発見があった。
① 参加者との会話
私は初めての災害ボランティア参加だったが、周りの方々には何度も参加している人もいた。そして、地元が被災した方もおり、その方が話した言葉がとても印象的だった。この方も何度も災害ボランティアに参加している方だった。
東京とか、愛知とか、遠方から来てボランティアに参加しようとしている人がたくさんいるのに、我々地元の人が参加しなくてどうするんだ。
そして、別の方との会話も印象に残っている。その方は東日本大震災の災害ボランティアに参加した経験がある方だった。
支援となると、寄付をするという方法もある。それも良いと考えたが、実際にボランティアに参加すると、被災された方々が「実際にこうして現地に足を運んでいただけることが私たちは何よりも嬉しい」とおっしゃっていた。だから、参加することはとても意味のあると思ったんです。
能登半島地震の規模はとても大きいため、比較はできないが、私の地元でも災害が起こる可能性はある。その時に、私はこのようなセリフを言えるだろうか。地元であるがゆえに、どこか他人任せにしてしまうこととかないだろうか。自分だけでなく、周りや住んでいる地域で起こっていることに目を向け、何かの形で行動することって大事だなと感じた。
② 被災地の現状の理解
能登半島地震が起きて約9カ月。豪雨からは約1か月ではあるが、被害の甚大さを目にした。倒壊している家屋。曲がっている電柱。土砂崩れが起き、一部閉鎖されている道路。液状化により、歩行困難となっている道など、実際にニュースで見た光景と似たものもあるが、ニュースでみるものと現地で見るものとでは全く印象が異なる。実際に見ると、現地の方々がどんな思いで日々を過ごしているのか。地震が起きたとき、どんな感情だったのだろうか。そのように考えると胸が詰まる。現状を知り、現地の方々の思いにはせるその大切さを今回のボランティアを通して感じることができた。
私は自分のためではなく、仲間のため、社会のために行動できる人になりたい。人は、時には皆で手を取り合い、助け合うということが必要だということを忘れてはいけない。