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【こども庁?】こどもに関する情報・データ連携 副大臣プロジェクトチーム(第1回)について考察する

本日、11月26日に「こどもに関する情報・データ連携 副大臣プロジェクトチーム(第1回)」が開催されました。基本的には非公開になるそうですが、今回は資料など出ておりますため共有しつつ内容についてみていきたいと思います。

プロジェクトチームについて

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二回書いてありますので、能動的な「プッシュ型」「アウトリーチ型」「ワンストップ」が大事なことなんだと思います。今まで来たものに対処する受け身の状況だったのでそれを打破したいということだと思います。子供は特に自分から発信しない傾向があるので、私個人としても必要なことだと感じます。

検討事項としては「データ連携」「実証」「支援のあり方検討」の3つが挙げられています。基本ですね。

チームの活動は非公開だけど、主査が必要と判断した場合は公開するとなっています。小林さんなので、可能な限り公開してくれることを期待したいと思います。庶務はデジタル庁(まだこども庁ないので)となっていますね。システムはデジ庁が先行して用意して、文科省あたりで運用となりそうです。

こどもに関する情報・データ連携 副大臣プロジェクトチームにおける主な検討事項(案)

先ほど書いていた内容の詳細でしょうか。別資料で主な検討事項が挙げられています。

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結構各省庁がそれぞれ分担持っててまとめるのが大変そうですね。しかし、「データの連携はどうあるべきか」とかのまとめ方が酷い。何も決まっていないのであったとしても、「データ活用において、法制の観点、システム的な観点、国民からの要望などの観点からこどもに関するデータの取り扱いについて検討を進める」など具体的な懸念事項について考えていることを書いて欲しい。

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。。。言葉尻を追いかけるのはここではやめます!(笑)子育てはそれこそプッシュ型で色々情報提供して欲しいですよね。厚労省もそうだけど、法務省の登記DBからデータ抜き出してプッシュ型情報を提供するとか検討してもいいかなと思います。

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AI等の前に、そもそも政策、予算関連の可視化が出来ていないのですからAI等とか入れない方がいいと思います。一気に胡散臭くなるので。現状をデータに落として、可視化させて、(それを集めて、)AI等で分析して、すべきアクションを考えましょう。どんな効果を最大化させたいか次第でAIに対しての教育も変わってきますしね。データの質というか標準仕様に関しては、()で書いた集めるというプロセスをする場合に必要になってきます。さすがに機械可読可能であることは必須条件ですが、本質的には識別子とメタデータの構成が出来ていてその構造が一律に読み取れることが望ましい。まさかPDFに画像貼り付けするなんてことは。。。いやないとは言えないから言及した方が良さそうですね(笑)

こどもに関する情報・データ連携 副大臣プロジェクトチームにおける4象限(案)

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何が言いたいんだろうこの図。責任?原因?何かをしなければならない期間?まぁ横軸が時間軸なのでそれに関係することなんでしょうね。事前に察知する必要があって、「いじめ、虐待」と「貧困、シングルペアレンツ」に関してのデータを取得する必要があるだろうということを説明したかったんでしょうか。事前に情報取得することで解決のためのアプローチをして、それで解決するケースが多いというデータがミックスされていないと必要性は分からないですけどね。

各府省からの提出資料

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内閣府はこちら。貧困のためのDBを作るんですね。とても良いと思うのですが、こういうのって他省庁にまとめられないのでしょうか。内閣府の仕事ではないような気がしておりまして。

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厚労省はこちら。各政策に関しての詳細も書かれているのですが、ブログで全部書いてくとだらけ始めてしまうので最初のサマリーだけここには画像を載せておきます。

私は知りませんでしたが、「健診」「要保護児童」「ひとり親」のDBが既にあるんですね。これを横連携していきましょうということかと。

個人情報保護法の問題で目的外利用ができない弊害が見えてくるようなそうでないような。システムぽこぽこ生んでそれぞれに個人データがある状態がいいのか悪いのか。非効率であることは間違い無いですが、法律上は致し方なしという微妙な状況なので法制改正に期待したいところ。

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こちらは文科省。DB等まだ用意できておらず、調査研究を進めていますという状況かと思います。

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こども庁もまだ設立できないようですし、そこまですぐに何かをしようというわけではないようです。

総括して

途中に書いていますが、やりたいことは「データ連携」「実証」「支援のあり方検討」です。支援のあり方については国民感情的なものも影響してくる可能性がありますため慎重な進め方が必要ですが、オプトインして親もしくはこども自身が情報提供することで情報連携する形が望ましいものと思います。

既にDBを持ってる省庁に関してはデータ連携の仕方について検討する必要があるでしょうし、より多くの情報を集めたいということであればベースレジストリとの関係も整理しなければなりません。こども庁の所掌と直結するように調整することも必要でしょう。やることはたくさんあると思いますが、国の未来そのものであるこどもたちのため頑張っていただきたいです。


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