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【弾丸中国】25時間で駆け巡る−10℃のハルビン旅行

こんばんは!

今回は初めてのリアルタイム更新。
中国最北の都市「ハルビン」。ロシア文化の影響を色濃く残すこの街に、昨日までの連休を使って弾丸旅行してきました。
今後ハルビンを訪れる方の参考になれば幸いです!


2025/02/23 ~ 2025/02/24(!)
1元=20.6円

1日目
06:00 成田空港発

春秋航空の直行便でハルビンへ!
早朝フライトのため、久しぶりの空港泊。

ハルビンまでのフライト時間はたったの約4時間。あっという間でした。

10:00 ハルビン太平空港に到着

ハルビン昼間でも気温は -10℃。空気が凍っていて、寒さが身体に沁みます。

市内へはバスで移動が可能で
空港内の「Bus tickets」の標識に従って進むと、キオスクがあるので、そこでチケットを購入します。

券売機

目的地はいくつか選べますが、私はホテルのある「中央大街」行きを選びました!

支払いに手こずりましたが、無事にチケットを購入。クレジットカードは使えないので、AlipayやWechat Payをアクティベイトしておくのが無難です。

11:10 空港を出発

チケット購入後、外に出て「3号線」の看板を探して乗車。

バスの内観

バスの座席がボロいという評判を聞いていましたが、いたって普通でした。

11:50 ハルピン市内到着

中央大街近くの大通りで途中下車。ハルピンは規模もそこそこ大きく、中央大街付近は東欧の雰囲気が漂います。

昼ごはん代わりに名物のハルビンソーセージを食べます。

ハルビンソーセージ

甘みのあるソーセージに香辛料のパウダーがかかっていて、中国感のある(褒め言葉)味がしました。

今晩の宿:「天燕暇日ホテル」

Agodaで予約したところ、なんと個室で一泊1,700円!安すぎます。
受付のお姉さんも気さくな方で、ハルピンの印象が最初から良いです。

1泊1,700円

部屋もそこそこ綺麗で、シャワーも固定式ですが熱々でした。
もうインドのボロボロ水シャワー宿には戻れなさそう。

チェックインも早めにさせてもらえたので、一休みして街に繰り出します。

14:00 ハルビン街歩き

上下極暖ヒートテック&マフラーで最大限防寒し、まずは「菜市場美食街」

ここでは地元料理の食べ歩きができるのですが、さすが中国、すごい人の多さ。

いちご大量売り
「糖葫芦(タンフールー)」

ハルビンでは「糖葫芦(タンフールー)」という、串に刺した果物を飴でコーティングしたお菓子もあちこちで見られます。
寒いハルビンでは飴が一瞬で固まり、シャリシャリとしたいちごの食感と合わせて楽しめます!

聖ソフィア大聖堂

中心部にある聖ソフィア大聖堂はまるでロシアのそのもの!

元々ここハルビンはシベリア鉄道を迂回するために作られた東清鉄道の起点の駅。ロシアが中国に進出するための大事な拠点として栄えました。

なので今でもハルビンには至るとこにロシア風の建築物が残っています。

ハルビン米麺(哈爾濱米粉)

「哈爾濱米粉」は米粉(ビーフン)を使ったハルビンの名物スープ麺です。

ハルビン米麺(哈爾濱米粉)

飲み物ともちもちしたクレープみたいなパンとセットで20.5元(451円)

甘辛いスープに花椒が効いていて美味しかった!
※パクチーが強めなので、苦手な方は要注意。

訪れたのはこのお店↓

ハルピン発のこのチェーン店は、今やカナダにも進出するほどの人気店らしいです。

歴史の舞台ハルビン駅

東清鉄道の起点として栄えたハルビン駅。

また、日本では伊藤博文が暗殺された場所としても有名。駅の近くには、安重根記念館もありました。

日本人としては複雑ですが、時間があればこうした場所も訪れてみたかったです。

現在のハルビン駅は今では北京や旅順などへの列車が発着する主要駅になっています。

16:00 氷雪大世界へ

ハルピン旅行のメインイベント!
世界三大雪まつりのひとつ「氷雪大世界」に向かいます。

入場までの流れは以下の通り!

・地下鉄「氷雪大世界駅」で下車し、案内に従って進む
・券売機でチケット購入(パスポートや名前の入力が必要)
・支払いはAlipay・Wechat Pay・クレジットカード
・入場料は200元(約4,300円)

券売機
入場街の列

会場内の見どころ

氷で作られた巨大な建築物が並び、まさに別世界!

アジア各都市をモチーフにしたオブジェがあり、大阪城もありました!

手前が大阪城
マカオ
カザフスタンのペゼンコフ教会
ウズベキスタンのレギスタン広場(…再現度は微妙)

また、会場にはスケートリンクや滑り台もあり、家族連れは浮き輪で遊んでいました!

タージマハール

夜はライトアップされるので昼間よりもより華花としています。

タイのグランドパレス

イラン・イラク・シリアの建築物もあり、興味深いラインナップでした。

日本ならヨーロッパの建築物を再現しそうだけど、中国はアジアを前面に押し出しているのが印象的です。

場内には至るところに、屋内のトイレや売店があるので、寒さで凍えたときの避難所として活用可能です。

また、売店はキャッシュレスのみでした。

スタバも

昼と夜の両方の雰囲気を楽しめるので16時〜19時頃がおすすめです。

寒さに耐えながらも、大満足でした!

19:00 夜の中央大街観光

まずは凍えた身体を温めるため、ハルビンの名店「東方餃子王」へ!

蒸し餃子
焼き餃子

焼き餃子と蒸し餃子をチョイス。
皮がもちもちでとても美味しかったです。

中央大街
マトリョーシカ

冬には全面凍結する松花江では光のショーが開催されていました。

凍った松花江

お土産選び

ハルビンのお土産屋にはロシア関連のものがたくさんありました。異国情緒感あって面白い!

マトリョーシカ
ロシア産ハチミツ

中にはこんなものが!!

メイドイン北朝鮮

北朝鮮のお土産まで…すごいラインナップ。

今の日本ではまず見ることのできないものばかりなので面白かったです。

聖ソフィア大聖堂

夜のソフィア大聖堂も幻想的で、21時過ぎても観光客が沢山いました。

2日目
07:00 ハルピン太平空港へ

朝の中央大街

空港へのバスは ↓ の場所から30分間隔で運行しています!

空港までのバス乗り場

待っている間はとにかく寒いので防寒必須!
狭いですが、オフィス内で暖まることも可能。

待っている時間に朝ごはん用に、小包を買いました。
1個2元(40円)の良心的価格。

こちらが支払いまだ完了していないのですが
「わかったもう大丈夫だから!いいから持っていけ!」と言わんばかりの豪快なおじちゃんでした。

朝ごはんの小包

バスのチケットは乗車後に車内で購入。
私のAlipayが反応しなかったのですが、隣の乗客が助けてくれました。
中国の人は無愛想に見えても、こういう時に手を差し伸べてくれる優しい人が多い気がします。

空港へは中央大街からバスで約50分ほどで到着。

チェックインをすませて10:00発のフライトで成田へと戻ります。弾丸旅行はこれにて終了

ハルビン上空

まとめ

ほぼ24時間のハルビン旅行!
中国でありながらロシアの雰囲気も楽しめるハルビンは異国感があって面白かった!
成田から直行便もあるので週末や連休の海外旅行の候補としてもオススメできます。

次回からは再びユーラシア横断日記に戻ります!
ではでは〜

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