【キルギス】フェアリーテール・キャニオンとイシククル湖 Day13
こんばんは!
2022年10月23日
今日はトン村から世界第二位の透明度を誇るイシククル湖
そしてキルギスのグランドキャニオンこと「フェアリーテール」へと行き
最終的に一気にビシュケクへと戻ろうと思います!
ルートはこんな感じ↓
イシククル湖へ
おはようございます
宿で朝食をすませ、トン村を散歩しながら近くのイシククル湖のビーチへと向かいます
トン村は夏のオンシーズンには観光客もユルタ泊をするために訪れる人が多いのですが、この時期はオフシーズン。
静かな時間が流れてて、沈没癖のある私はこの村でものんびり3泊ぐらいしたくなる
牛を放牧しながらまわる家族
出勤先まで馬で行く地元の兄ちゃん
素朴な雰囲気のキルギス本当に好きだな〜
見えてきました!イシククル湖
実はこのイシククル湖
世界第二位の透明度を誇る湖らしいです
ちなみに一位はロシアのバイカル湖
そして不思議なのが
この地域、冬には最低気温がマイナス20度ほどになるのですが
イシククル湖は一切凍ることがないということ
理由には塩分が含まれていることと、一説には湖底から温泉が湧き出しているからという噂もありますが真意は不明らしい
歴史的にもシルクロードの一端を担っており
あの「西遊記」のモデルの玄裝法師もイシククル湖を訪れている記述があるんだとか!ロマン!!
トン村もイシククル湖ものんびりしていて良い所でした!
ユルタ泊もいつかしたいのでまた来たいな
最後にお世話になったゲストハウスのオーナーさん家族とパシャリ
部屋にストーブを用意してくれたり、人がいないから良いよ!って二部屋広々使わせてくれたり優しい家族の方々でした
トン村からフェアリーテールへ
トン村からフェアリーテールまでは27kmほど
流石に歩けません
行く方法は主に3つ
①タクシー
②ボコンバエバ⇄カラコル行きのマルシュに乗る
③ヒッチハイク
タクシーは宿で手配することもできたのですが
往復利用で貸切専門で結構値段がいくので断念
ヒッチハイクかマルシュかなーって思ってトン村を出て大通りに向かおうとしたら野良タクシーを発見
ビシュケクに今日中に向かいたく、なるべく早くフェアリーテールまで着きたいことも考え、値段交渉し一人250ソム(450円)で決着
車で快適にフェアリーテールの入り口付近まで(ピン①)行きます
入場ゲートが途中にあって、夏場のオンシーズンは入場料が100ソムほどかかるらしいのですが10月はもうオフシーズンだったので無料!ラッキー
ここフェアリーテール・キャニオン
現地では「スカスカ」と呼ばれているらしく
え??空か空か!?って思ったけど
ロシア語やキルギス語で「おとぎ話」という意味なんだそう
グラデーションの地層が綺麗で
想像していたよりもずっと良い所でした
あとグランドキャニオンよりもザ・ウェーブに近い感じがします
これなんかディズニーランドのなんとかマウンテンとかにありそう
オフシーズンとはいえこれが無料なのがさすがキルギスです(感激)
フェアリーテールからボコンバエバ
フェアリーテールキャニオンを満喫したところで時刻は13時
ここからビシュケクに行くには
フェアリーテールから一旦「ボコンバエバ」というポップな名前の町に行き、そこからビシュケク行きのマルシュートカに乗る必要があります
このフェアリーテールからは直通の公共交通機関はなく
一旦国道沿いに出て
ヒッチハイク、もしくは運良く「カラコル→ボコンバエバ」のマルシュートカが通るのを待ちます
最初は交通量も少なく5分以上車が全く通らないなんてこともあって不安でしたが、30分ぐらい経過したところで「カラコル→ボコンバエバ」のマルシュートカが来たので男二人全力で手を振って捕まえ乗車!
ボコンバエバまでは80ソム(145円)
30分ほどで着きました
ボコンバエバからビシュケクへ
終点のボコンバエバのバスターミナルに着き
ビシュケク行きのマルシュを探すと、すぐ向かいに「ビシュケク!」「ビシュケク!」と呼び込みをしているマルシュの運転手を見つけ一安心
コロナ禍前の情報だと「人が集まらなすぎて三時間近く待った」という情報もあったのですが、この日は週末だからか頻発している様子でした
昨日カラコルからトン村に行くときにマルシュを逃しているにも関わらず
またしても食欲に負けバスターミナル付近の食堂に行きます。笑
食べたのはこちら↓
キルギス風の冷麺”アシュランフー”
お酢の効いたスープに米粉の麺と寒天みたいな食感の二種類の麺
上に食べるラー油みたいな辛味の効いたものが乗っかっていて
不思議な食感と味!ずっと食べてるとクセになりそう
なんでもこのイシククル湖周辺の街の名物料理なんだとか!
そしてここの食堂のお母さんがめちゃくちゃに明るくて、店内の写真を撮ってたら「撮って撮って!」みたいな感じでピースをしてくれて
たくさんポーズもしてくれました。笑
しかも会計のときに100ソムから50ソムにおまけしてくれて
キルギスのこの感じ、居れば居るほど好きになるな〜
お腹も心も満たされビシュケク行きのマルシュートカに乗ります
今度は終バスを乗り過ごすことなく、無事に乗車できました
すぐに人が集まるので20分に一本は出てそう
ビシュケクまでは3時間ほど
料金は一人400ソム(720円)でした!
途中から、前の席に座っていた子どもがこちらに興味津々で
「遊んで遊んで!」と訴えてきます
結局、半強制的にいないいないばあを1時間にも渡ってすることになりました。笑
これは中央アジア全体を旅して感じたことですが、子どもが家族だけじゃなく周りの人々からも本当に大切にされているなって。
だから子どもも物怖じせずに周りの人たちに甘えるし、なんだか単純なことかもしれないけど良い社会だなって。
3泊4日のキルギスの自然を巡るショートトリップ
綺麗事に聞こえるかも知れませんが
自然だけじゃなく、人々の暖かさに一番癒されました。
共に旅したうっちゃん
そしてお世話になったキルギスの人たち!ありがとう!!
私にしては珍しくハードスケジュールだったので
しばらくビシュケクでまたのんびり沈没しようと思います。
ではでは〜
《情報コーナー》
・トン村からフェアリーテール入口
シェアタクシー 250ソム(450円) 約30分
※交渉すればもっと安いかも
・フェアリーテールからボコンバエバ
マルシュートカ 80ソム(145円) 約30分
※カラコルからボコンバエバ行きのマルシュートカを途中乗車(本数少なめ要注意)
・ボコンバエバ→ビシュケク
マルシュートカ 400ソム(720円) 約3時間
※土日だったので本数は多め(20分に1本ぐらい)
・さくらゲストハウス(ビシュケク日本人宿)
一泊ドミ 570ソム(1030円)
※空きがあればbooking.comなどサイト経由なしで行く方が安い(手数料がかからないため)
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