短歌〜鏡心の短歌 「白い花」(18首)まとめ
白い花 空回りの日々 立ち止まる これじゃないんだ 隠した想い
つまずいた 押しつぶされそう まわり道 まっすぐ歩いていたかったよ
雨やどり どうにもこわい ひとやすみ 刻々減りゆく スマホの充電
空っぽの 回送列車が 進みゆく 眩しい車内 開かない踏切
引き換えに 何を差し出し 受け取るか 揺れる天秤 どちらがお得
履歴消す なかったことには 出来ぬのに ねじ込み押し込み ずれゆく足元
濡れた靴 焦るこわばる 摩耗する 近道求めて 見落とした花
アレルギー 過剰反応 辛いなぁ ただただ笑って 過ごしたいのに
処方箋 あれもこれも 全部ちょうだい 薬箱満杯 ああ これで安心
夜の渦 のみこまれる 頭痛吐き気 早く朝になれ そしたらきっと
戻れない 進むしかない わかってる けれども今は 泣かせておくれ
あきらめた 唇歪めて 笑えども あきらめきれない 理想の自分
光る靴 良いじかんであろうとする 努力はしようと 思っているよ
流される 支えが欲しい 呼吸(いき)がしたい かすかな歌声 明るい方へ
熱湯も 時が経てば ぬるくなる かかえる痛みも いつかはきっと
インフルエンザ 思い通りに ならないよ 後は信じて 回復を待つ
二度寝した ふと目が覚めて 無事間に合う 「ふと」に守られ 時を重ねる
とりあえず 何かあったかいもの 食べようか 私がいつでも 私の傍に
鏡心の短歌「白い花」(18首) 了 まとめ
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《鏡心の短歌＝ココロそのまんまの短歌》です。日々の生活の中で《祈りと叫びの短歌(短歌ってことにしちゃう)》を詠んでいます。
根幹は『いろいろあるけど、元気を出して!!』の《じぶん応援歌》です。
そんな《鏡心の短歌の風》が結果的に誰かへの応援歌…《あなたへのエール》にもなれたらなぁ…☆
歌詠むは あくまで自分のためなれど 誰かのためにも ならんとぞ思う
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素敵な企画を本当にありがとうございます！！
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