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短歌〜鏡心の短歌5「呼ばれぬ名前」(34首)まとめ

暗いんだ 寒いんだよ 怖いんだ いつまで待っても 呼ばれぬ名前

《鏡心の短歌=ココロそのまんまの短歌》です。日々の暮らしの中で詠んでいる《祈りと叫びの短歌(短歌ってことにしちゃう)》です🌱

根幹は『いろいろあるけど、私、元気を出して!!』の《じぶん応援歌》です📣

生きるよろこびが、生きるかなしみにのみこまれないように…🌸

Keep going with joy(and a sigh)!!! 

ため息つきつつ、楽しくいこう!!!

そんな《鏡心の短歌の風》が結果的にいつか誰かへの応援歌…《あなたへのエール》にもなれたら良いなぁ…⭐️

こちらの記事は、今まで5- #ほぼ毎日短歌 として日々upしてきた私の #鏡心の短歌 を5章「呼ばれぬ名前」としてまとめた #鏡心の短歌まとめ です📒

まとめ形式ならではの、ぶわぁぁぁとしたインパクトを書籍感覚でお届けしたい🌟🌟🌟

🍀🍀🍀🍀🍀

〜呼ばれぬ名前〜


暗いんだ 寒いんだよ 怖いんだ いつまで待っても 呼ばれぬ名前


冷たい汗 追い求めては つまずいて ずれてる座標 ごまかした夜


遠い朝 こんなはずじゃなかったよ はじかれた独楽(こま) 見失った着地点


こなせない 無様な有様 悔いばかり ぬぐう涙 遅すぎる始まり


わからない どこで何を間違えた 冷たい指先 聞こえぬ風音


疲れたなぁ 空回りして こじらせる ずれてる努力(リズム) おざなりの呼吸


浅い夜 ささくれた時間(とき) こぼれ落つ ため息ひとつ 必要とされたい


突っ走る 伴わない結果 見て見ぬふり 当たり散らして 渇いた喉元


劣等感 逆転夢見る 閉じた世界 歪んだ鏡 突き刺さる破片


現状に 不満な気持ちを 押し殺し 求め続けた 届かない虹


繰り返す 酔いしれ見落とす 一人旅 同じところを ぐるぐるまわる


助けてよ 私をここから 連れ出して 魔法の扉の 呪文を教えて


頑張ったのに こんなはずじゃないんだよ ねじれゆがんだ 万華鏡壊す


やるせない 手持ちのカードが もどかしい どう切り拓く 不透明な明日(あす)


動けない もう傷つきたくない 目をそらす 重ねる言い訳 過ぎゆく時間


堂々めぐり 勝手に傷つき 酔いしれて 気づかないフリ ラクでない方法(こたえ)


届かない 重力の呪縛 こじらせて 焦り捻れた 精一杯の声


ひとりじめ 自分だけが 優位でいたい 詰まる気道 抜けゆく温もり


この先に 何が待ってる 待っていない 流され踏ん張る 望んでない渦


可能性 信じたいのか あきらめたいのか 冷たい火傷 静かな窒息


可能性アリ その喜びと切なさと 揺れる天秤 立ちすくむ脚


霧の中 見落とし多数 遠廻り でもね確かに 続けた呼吸


浅い呼吸 逃げ出したいよ 疲れたよ それでも感じる 鼓動の温もり


のがせない ちがうずれてる これじゃない どれだもうない ああ でも月がきれい


変わりゆく 振り落とされて のみこまれ 呼吸は浅いが 空はきれいだ


迷走中 くるったコンパス 予測不能 あきらめるなよ 遠くから声


遠い声 あれが合図かはわからない 涙はにじむが 進むと決める


どうありたい 本当は知ってる 持っている温かな涙 朝焼けの空


編み直す 欠落(かけら)を探す 物語(ストーリー) 自分で埋めゆく さぁ始めようか


つぎはぎの すき間だらけ だからこそ 差し込む光 そっと傍に


つめ込んで すき間をうめる 一人旅 脱いでみた靴 心地よい風


現在地 思っていたのと 違うけど 精一杯の 軌跡がここに


現在地 こんなはずじゃなかったんだ それでも進む 最善(よきこと)祈りて


道はある 今は見えていないけど 信じて進む 口笛吹いて


    鏡心の短歌5「呼ばれぬ名前」了
      (34首) まとめ

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読んで頂き、本当にありがとうございました!!

お気持ち、とってもうれしいです! ご縁に感謝!!です  【春霞 遠くの富士は 見えぬけど 確かにあると 信じられる朝】(←鏡心の短歌:137)