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「令和の日本型学校教育の構築を目指して」重要文の解説です

「令和の日本型学校教育の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと, 協働的な学びの実現~(答申)令和3年1月26日 中央教育審議会 」
「令和の日本型学校教育」とは、2020年代を通じて実現を目指す学校教育のこと。
その姿を「全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学び」としています。

今の学校教育は、この考えを軸に行われています。

そのため、教員採用試験受験対策としても、この答申を確認しておくことがとても大切です。

しかも、一次試験だけではなく、二次試験対策としても重要です。

今回は、教員採用試験の一次試験対策用として、この答申をまとめた「ねこのーと」から一部をご紹介したいと思います。

はじめに

この答申は、令和3年1月26日 に中央教育審議会 から出されたもので、「令和の日本型学校教育の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと, 協働的な学びの実現~」が正式な答申の名称です。答申名が長いので以下、「令和答申」と省略しますね。

さて、この令和答申は、92ページにもおよび細かく記されています。
私はこの答申を初めて読んだのは、2023年度採用受験対策のため。
正直、長すぎて、ちょっと引いてしまいました。
しかも、すでに現職教員から、
「主体的・対話的で深い学びってよくわからない」
とか
「ICTの活用だって。困ったなあ」
という声を聞いていたので、冊子を目にして、その言葉に妙に納得した感じがありました。

内容はなかなか難しい

とはいえ、教員の間でも話題になった、させられた?ものなので、
教員採用試験でも出題される可能性が高いと思い、渋々ですが読み始めました。
「はじめに」
というところからです。
「はじめに」では、この答申が出るに至った経緯や、そのねらいなどを大まかにつかむことができました。
そして読み進めると、かなり重要なポイントがあることが判明。
現職教員仲間の若干の拒絶感は、よくわからないことによる不安からで、内容をよく知れば、きっと安心するなあ・・と感じました。

正しく細かく、間違えて解釈しないように説明してくれているので、とにかくわかりにくいです。

教採対策に、この令和答申は、当初なかなか手こずりました。

令和答申の重要文をピックアップ

手こずったおかげで、私自身は、すごく理解が深まったのですが、学校現場経験がない、または浅い場合は、さらに輪をかけてわかりにくことが多いと感じました。
イメージがわきにくいからです。

そこで、この92ページの中でも、とくに重要な部分を、教員採用試験対策用としてまとめたものが、今回から分けてご提供するコンテンツです。 

まずは、どのようなものかを1つ公開しますね。

令和答申ここをチェック

こんな感じで重要文ピックアップし、解説をしています。

抜粋1
このように急激に変化する時代の中で,我が国の学校教育には,一人一人の児童生徒が,自分のよさや可能性を認識するとともに,あらゆる他者を価値のある存在として尊重し,多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え,豊かな人生を切り拓き,持続可能な社会の創り手となることができるよう,その資質・能力を育成することが求められている。

(「令和の日本型学校教育の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと, 協働的な学びの実現~(答申)令和3年1月26日 中央教育審議会 」より引用して一部抜粋)

解説
持続可能な社会の創り手

小・中・高学習指導要領(平成29年告示)前文にも示されている重要語句。
学習指導要領の前文としては以下の通り。  
「自分のよさや可能性を認識するとともに,あらゆる他者を価値のある存在として尊重し,多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え,豊かな人生を切り拓ひらき,持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが求められる」
こちらも重要な文なので、学習指導要領の問題として取り上げられる可能性もあり。

(「ねこのーと教育時事重要文抜粋集」引用して一部抜粋)

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