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教員志望理由の本音はいわないくていいけれど本音はなおざりにしない方がいいかなと思った話

長いタイトルでごめんなさい🙇
教員採用試験の面接カードを提出する時期になりましたね。
教員志望理由や教員志望動機をどうかこうかな
そう思っている方も多いのではないかと思います
今回は、教員志望の建前と本音についての
ほんとに ちょっとした話です

私が教員を選んだ理由

就活をしている友人に
「なんで先生になりたいの」
と聞かれたことはありませんか

そのとき
どのようにこたえていますか

当時 私は

中学生の時に私としか話さない
自閉症スペクトラムの子がいて
その子と話ができてうれしかったから

だから自閉症スペクトラムの子どもと
関わる仕事がいいかなと

自閉症スペクトラムの子とかかわることができる
仕事として先生を思いついたから

その3つの理由で教員採用試験を受験しました
今考えると
とても視野が狭かったと思います

面接の時のこたえ

それでは
面接のときにはどのような理由を話したかというと
正直なところ
何を話したかはまったく覚えていません
本当のことを話したかもしれないし
違うことを用意したかもしれないし
そのことに触れられなかったかもしれません

建前で用意したものがあったとしても
忘れてしまっている

けれど
本音の部分は覚えていた
ということですね

教員を退職して

私はどうしても
自分の子どもとの時間を優先したくて
退職したわけなのですが
退職後に
いろいろなことを勉強したんですね

そのひとつが大学院で勉強したことです
認知行動療法
自閉症スペクトラム
のことを学びました
その後
短大や教員向け、保護者向けに
自閉症スペクトラム関連の
講座を依頼されたり
教員仲間と
自閉症スペクトラムの子たちの
音楽活動をサポートしたりしてきたんですね

教員志望の本音の部分は
結局のところ
ずっと自分の歩んでいる道に
点在してきたんです

意識せずに選んでいました

そして今も
自閉症スペクトラムや
特別支援教育に関して
かかわりがあります

子育て中も

我が子との生活の中でも
かかわりがありました。
たとえば
我が子の友だちとのこと
学校行事でのサポートなど
親としてできることもたくさんありました

じぶんの本音は自分が大切にしている

今の私が思うのは
本音はやっぱり大事だなということ

そして本当になりたいことは
かたちをかえるかもしれないけれど
かなうのかもしれないということ

自分の本音は
自分がとても
大切にしているんだなということ

そんなことを思うのは
ある程度人生経験をしてきた
からなのかもしれません

教員採用試験の
志望理由や志望動機を考えるとき
こう書いた方がいい
こう書くべき
そういったことを考えて書くのは
当然です

そしてそれが建前であることも
じつは面接官だってわかっているはず

なぜなら
自分だって建前を書いてきた
かもしれないからです

それなら
なぜ建前で書くのかといえば

建前をかけることもまた
大切だからです

本音が人を傷つけることも
相手に不快な思いをさせることもある

それがわかることは
とても
とても
大切なこと

そして
先生には
先生でなくてもだけど
それは
やはり大切なこと

私はそう思っています
私は、です

教員採用試験の志望理由や志望動機
書く内容は
マニュアル通りだって
きっと大丈夫

大切なのは
教員になりたい本音があって
それに向き合える自分が
そこにあること

なのかもしれないなあ・・・


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