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Design Talk by student 1st session
皆さんこんにちは。杏林デザインラボです!
2022年4月27日(水)、天気は晴れ。
いよいよ、Kyorin Design Lab主催 Design talk by student が始まりました。
今年度、初回のスピーカーには、総合政策学部4年生の長野創さんにお越し頂きました。テーマは、4年間を通じ挑戦し続けたからこそ、語ることのできる
"挑戦し続けたからこそ、得た学び"
をテーマに、Design talkをして頂きました。
好奇心第一主義の長野さん。
そんなメンタリティの下、多数の事に挑戦されてきました。今回は、そんな挑戦の一つ一つから学んだことや、伝えたいことを順を追って説明してくださいました。
大学バスケットボール連盟編
大学1年次、長野さんは大学バスケットボール連盟に所属されました。
きっかけは、"大学バスケ"という好きなことに携われるというシンプルな理由。
しかし、約1年活動してみて”現状維持の活動しかできない点”や”新しいことが何もできない点”に徐々に疑問を覚え、「辞めたい」と直感的に感じました。
様々な苦悩はあったものの、限りのある学生生活という時間を、
「もっと色々な経験に投資しよう!」と決断し、連盟人生に幕を閉じる事にしました。ネガティブな終わり方ではあったものの、この経験から長野さんは、2つことを学びました。
それは、「辞める勇気の大切さ」と「直感を言語化する事の大切さ」です。
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復興創生インターンシップ編
2年生の3月。コロナ禍で満足に活動ができない中で、就職活動を考え始めた長野さん。ガクチカ(=学生時代に力を入れたこと)への不安を感じた長野さん。
その不安を払拭しようと、ゼミの先生に紹介された復興庁主催の"復興創生インターンシップ"に応募されました。
インターン先の岩手県陸前高田市のNPO法人では、空家対策基本計画の提案を目標に、フルリモートで2か月間活動されました。
この2ヶ月間を通して、長野さんは、「当事者意識が欠けている」と何度も注意を受けたといいます。
なぜ当事者意識を持てないのか。長野さんが考えた原因は2つありました。
それは、”現場を知らない事”と”思慮が浅いこと”です。
この原因を改善したいと強く考えた長野さんは、ペアになった学生から教わった
島根県海士町にて、インターンシップに参加することになります。
この経験からは、「過去の失敗を次に活かすこと」と「縁を大切にすること」の2点を学ばれました。
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島根県海士町編
前述の経緯から、島根県海士町へのインターンシップに参加した長野さん。
島根県海士町は、東京から6時間、人口2000人程度、コンビニはもちろん存在しない離島ですが、「ないものはない」をスローガンに移住者を増やしている地域です。また、長野さん曰く、町民の方が優しく、温かみのある町だそうです。
インターンシップでは、環境整備課と半官半X課の2つの部署に所属されていました。
【長野さんが経験した業務】
環境整備課:空き家清掃・災害復興業務・除却制度の運用・軽障がい者向け住宅開発検討
半官半X課:特産品"岩牡蠣春香"の販売戦略
半年間を通して、仕事においても私生活においても様々な経験をしたからこそ、色々な学びや気づきを得たそうですが、その中でも特に3つの事を共有してくれました。
①まずはやってみる
②コネクティングドッツの思考
③行動と思考の両立の大切さ
この3点を学ばれました。
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「挑戦の先々で、応援してくれる人はいます!まずは一歩目を踏み出してみましょう!」と最後に強く語った長野さん。長野さんの挑戦はまだまだ続きます!
編集者の感想
私は、今回お話を聞かせて頂いて「縁を大切にすること」という部分が心に響きました。意外と良い縁は身近に多数存在しているのに、何もないかの如くスルーしてしまっていたからです。かく言う私も、杏林デザインラボ加入のきっかけは一つの授業による「縁」でした。是非皆さんも、身近な「縁」に目を向けて見てください。もしかしたら挑戦への第一歩になるかもしれませんよ!?