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数字が苦手な人のための超シンプルな学習法

こんにちは!30代現役マーケターのきょんです。
大学生や新社会人時代に見えていた社会の景色と
現在見えている社会人10年目の景色は全く違います!
少々辛口な内容も一部含まれますが、綺麗事ではなく日常の徒然なる社会人の教訓を掲載していくつもりです。最後までお付き合いください。

算数は大人になってからも良く使う話


日々の生活の中で
時折こんな声を聞くことがあります。

”小学校や中学校で勉強した算数や数学なんて実際使わなくね!?”
”勉強したって意味ない”

そう、その通りと言えばその通りです。
毎日朝起きて因数分解もしなければ、
円周の長さも求めません。

かくいう私もそんな風に思っていました。
しかし、いざ社会人となってから
日々の生活の中で
算数は意外と身近にあるものだと気付きました。
そして、算数が出来ないととても困る事にも気付いたのです。

この記事では算数は絶対必要だという事を
ぜひ理解して頂きたいです。
そして、今は苦手でもそれを克服したいと思っている方、
この記事を読んで算数の必要性に気付いて自身を改めたい方

読んで頂きたいです。

それでは日常生活の中でどんな場面で算数を使うのか、
見ていきましょう。

仕事の場合


マーケターの私の場合、毎日こんな思考が1日8時間の労働の内、
4時間くらいを占めています。
"インプレッション(簡単に言うと広告の閲覧数)が28,000でクリックが420でCTR(クリック率)が1.5%で、その内の何人がCV(コンバージョン)して、さらにその内の何人が〇〇するからその率は〇〇%で、予算は〇〇円だから
CPA(リード単価)はこのくらいになって、後〇〇円抑えるために稼働人件費を〇〇円分に減らすと・・・”

Web界隈の人でなければなんのこっちゃという感じだと思います笑
基本的にマーケターは100人中何人が〇〇した
その内の何人が〇〇だった
という様な、確率の話が大好きです。

算数の足し算、引き算、掛け算、割り算が必須なのです。毎日。

日常生活の場合


皆さんが1度は訪れたであろうスーパー、そう、肉や野菜やお菓子が安く買えるあれです。
えっスーパーで計算する場面なんてある?
そんな声が聞こえてきそうですが、思い出してみてください。

例えば、こんな場面に遭遇する事はありませんか。
”あっいつも300円の牛肉が今日は2割引き!
しかも17時以降はさらに3割引きだ!(割引シールまだかな・・・)
2割引きと3割引きだから合計5割引きって事!?”

頭のいい皆さんであればこんな間違いは一瞬で見抜けるかもしれませんが、
世の中にはこれすらも理解できない人々がいるのが現実です笑

100円の2割引き=80円
80円の3割引き=56円
だから正解は44%割引き

絶対に一度は遭遇した事がある場面だと思います。
これでも算数の勉強は無意味だったと言えるでしょうか。


算数が苦手である事のデメリット


別に算数が苦手でもいいし、
何も困ってないし!一生電卓使うからいいもん!
そういう考えも一理あります。

ただ、よく考えてみてほしいのです。
算数が苦手な人生と
得意な人生、
どちらがいいですか?

私は算数が得意でよかったと思っています。
私が考える算数が苦手なデメリットを記載しますので、
今一度考えなおしてみてください。

デメリット①-仕事が出来ない人だとみなされる


数字に弱い人で仕事ができる人に 私は未だかつて出会ったことがありません。 そりゃあそうなんですよ、ビジネスのほとんどは 営利を求める人々で行っているわけですから、 数字で回っているんです。 数字に弱ければ、事業設計も出来なければ売上や利益の話にも ついていけない。

あの人仕事できないよね

こんな耳を塞ぎたくなるような陰口を間違いなく言われていますよ。
それに取引先には驚くくらい舐められます。
転職の面接では数字で実績を語りますが、それも出来ません。

何もできません。
数字に弱い人は仕事が出来ません。

デメリット②-家計の計算ができない


毎月入ってくるお金(大体の人はお給料)から
毎月出て行くお金を引いた金額が
貯金となります。

そんなこと分かってるよ!ばかにしないで!
そんな事を思ったあなたは大丈夫です。算数が出来ます。

でも、少しでも心当たりのある人は間違いなく貯金がありません。
あるわけがないのです。人間の欲望は無限大です。
お金はあればあるだけ使うのです。
計算が出来ない人が貯金が出来るわけがないのです。

デメリット③-恥ずかしい


セットにすれば割引きになりますよと自信満々に語る焼肉屋の店員さん。
じゃあ2,462円の8%引きだから200円くらい割引きなんですか??
確認のためにそう聞くと固まる店員さんがに出会った事がありました。

めちゃめちゃ恥ずかしいです。バカ丸出しなのです。
そんな事くらいでバカにしてくる人なんていないよ!
そう言いたくなる気持ちもわかります。

ただ、残念ながら本人に直接
”あなた、ばかですね”
なんて言う世間知らずはほとんどいないのです。

つまるところ、確実に舐められています。

それから、子供に勉強しなさい!!
って叱るご両親たち。
”じゃあママとパパは算数できるの?”

こんな事聞かれたら自信をもって 
”できるよ!何言ってるの~”
って愛する我が子に返事が出来ますか?

恥ずかしいです。

じゃあどうやったら得意になれる?


ここまで読んできたあなたなら、
難しい計算が出来なくとも
せめて仕事についていけるくらいには数字に強くなりたい!
スーパーの割引金額が分かるくらいには算数が出来るようになりたい!

そう思ってくれると信じています笑

数字や算数は基本的にセンスが関係します。
だから、勉強しても得意な人には勝てない事が
多いのもまた事実です。
しかし

数字が苦手な人のための
数字に強くなる方法
があります。


それは

暗記する事です。

数字を暗記するってどういう事??
あんな膨大な量覚えられない!!
そもそも暗記が苦手。。。


ご安心ください。
覚えるのはたったの10個です

!?!?
たったの10個暗記するだけで数字に強くなれるの??

なれます。

数字が苦手な人が覚えるべき計算式10選


それでは具体的に何を暗記すればいいのでしょう。
以下をご覧ください。

①1÷10=0.1=1/10=10%
②1÷2=0.5=1/2=50%
③1÷3=0.33=1/3=33.33%
④1÷4=0.25=1/4=25%
⑤1÷5=0.2=1/5=20%
⑥1÷6=0.1666=1/6=16.66%
⑦1÷7=0.1428=1/7=14.28%
⑧1÷8=0.125=1/8=12.5%
⑨1÷9=0.111=1/9=11.1%
⑩1÷10=0.1=1/10=10%

たったこれだけです!
毎日これを10回くらい唱えてみてください。
二週間もすれば覚えられるでしょう。

毎日こんな事をやっていると5桁くらいまでの計算なら1秒ほどでできるようになります。
例えば、27,369の16%は?のような一見分かりずらい数字でも一瞬で計算できるようになるという事です。(実際なっています)

だって、日常生活の中では
ざっくり計算できればいいからです。
ぴったり計算したいときは電卓に頼ってください。
電卓の方が正確です。当たり前です。

でも、だいたいこれくらいかな、ざっくり計算するとっていう場面の方が圧倒的に多いはずなんです。
この割引額だと得するな、損するなぁ、
仕事の場合だと、この事業設計だと事業破綻するなぁ、

これに気付ければいいだけなんです。

これを応用すれば、
桁が一つや二つ増えても
ゼロを付けたり消したりするだけで
計算できてしまいます。

先程の例で考えると
27,369の16%であれば、
16%だから大体1/6くらいかな、、
じゃあ27,369を6で割ってみよう。
6×4000が24,000で6×5000が30,000だから
つまり、4,000~49,99の中に確実にいるぞ、、

間をとって4,500くらい?
答えは4,379です。

どうですか?
ぴったり一致はしなくともだいたい近しい数字に
なっていませんか?

6×4,000がそもそも分からないって方は
もっと区切りのいい数字で考えてみましょう。
16%は10%と20%の真ん中くらいだ。

27,369の10%は桁を一つ少なくするだけだから
2,736
20%はその倍の大よそ5,472
その間にいるぞ、、
真ん中にいるのは大体4,000くらいかなぁ


私の会社の同僚にこれを教えたら
1週間くらいでざっくり計算ができるようになりました。

これまでずっと算数ができなくて
数字に弱くて悩んできた人、
数字が苦手でアレルギー反応をおこしちゃう人、
是非一度試してみてください。

そして、スーパーで割引額をスパッと当てちゃう
賢い人に、
数字で語れるかっこいいビジネスマンになっちゃいましょう。


今回は初回投稿のくせに
結構辛口なことも書きましたが、悪しからず。。
またの機会では、数字に強い人の定義について執筆しようと
思います。

以上ご拝読ありがとうございました。

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