Vol.17 良い「Before After画像」の撮影の仕方
Before/After画像の作り方について紹介していきます。
Before/Afterを掲載する理由
まずそもそも、前後比較をする必要があるのか?を考えてみましょう。
足ツボに特化して紹介していきますが、これは何にでも当てはまること。
・むくみの解消
・角度の変化
・色の変化 etc…
施術を施したり、何か商品を試した結果、
ポジティブな結果が出ていることの証明をするために
Before/Afterの比較画像、データの作成をします。
結果として、変化率ゼロに近い「比較画像・データ」は
ネガティブキャンペーンになりうるという可能性も考慮しておく必要があります。
もし、比較して変化率があまり明確ではない場合は、
違う方法で画像を使うことをオススメします。(※)
正しいデータの集め方
実際は、撮影の仕方一つで、
ものすごく変化がわかりやすくなるはずなのに、
撮影の仕方が悪いとか、
条件の設定が間違っているが故に使い物にならない。
誰がみてもわかりにくいデータになっていることが多くあります。
画像データに関して言うと、
同じポーズ、同じ立ち位置、同じ角度、同じ大きさ
撮影することが必要です。
BeforeとAfterで
脚の開き方が違う、撮影する位置が違う、立つ位置が違うなど、
「撮影条件」の統一が必要となってきます。
ここで、悪い事例からご紹介しましょう。
✅脚の開き方が違う
✅撮影者とモデルの位置関係が異なる
✅モデルの立ち位置が前後で統一感がない
完璧とは言いませんが、マシなものをご紹介しましょう。
多少のずれは見受けられますが、
✅足の開き方(閉じて立ってもらっている)
✅撮影者とモデルの位置関係もほぼ同一
✅モデルの立ち位置も、つま先を壁に当ててもらっている
(理想を言うと、afterはもう少し右に寄る方が条件は統一される)
そして、結果として
Before/Afterの本来の目的、施術、サービスを利用した後に得られる
ポジティブな画像の撮影に成功しています。
まとめ
Before/Afterの撮影をすることは、
まだ来店される前の顧客様に対して「サービス」を購入することで
私にもこんな未来が得られるのだという未来像を提供することができます。
ただ、せっかくこの技法を使うとするのであれば、
より正確に、効果的に撮影をすることが必要になります。
その際、
客観的に誰がみても「違う」ということが明らかになるように、
まずは撮影の条件を整えることをお伝えしました。
なんとなく
「そこに立ってみてください」では、
お客様自身も適当に立つしかできないので、先の画像のように条件のばらつきが発生します。
一方で、
「この線にかかと(つま先)を合わせてください」といったように、
標識をしてそこに機械的に立ってもらうということで
条件のバラつきはほとんどの場合解消されます。
ぜひ、参考までにお試しください。