たったひとつ
自信がなかった
勉強ができない
容姿が優れているわけでもない
これといって打ち込んでる趣味もなかった
当時の私なりになにかひとつ
ひとつだけあればどうにか自信がつくと思っていた
しかし何もかも中途半端な私だからこそ
成績や結果が出るものでは誰かと比べてしまってすぐ病む
そう考えた
ならば己の内に求めるべきだ
だが何を?
どうやって?
私がたどりついたのは哲学だった
それからは毎日色々な哲学にふれ
私が実行すべきだとしたのはストア派哲学だ
哲学の人生論
目的はひとつ
善く生きること
そんなことは古代ギリシャやローマの頃から決まり切っていた
私は内省を繰り返している
今もまだまだ未熟な身だが
ストア派哲学が私の基盤になったのは確かだ
己の中に信念や哲学をもつことは人生を豊かにしてくれるだろう