黄緑の鳥さんと少年が遭遇した初めての死だったと思う。おやすみなさい。お葬式でした。の巻。
こんばんは。今日もお疲れさまです。きょんきょん。です。
わたしは、精神疾患で、つい昨日まで、ひとり旅でしたが、楽しい旅になりましたが、1番心に焼き付いている小説のようなひとコマがありました。
それは、何かとお話しできるので、もしよければ、この下も読んでくださいね。
この前、夫婦で、夫婦ふたり仲良しですが、わたしがひとり旅に出て、昨日の昼に、大雪になる前くらいにタクシーで、自宅近くまで、きょんきょん。わたしが、大きな荷物を持って、自宅前に行こうと、数メートルを歩いていました。
中年の40代になったわたしでした。
わたしが、ゆっくり歩いていたら、近所に住んでいる中学生の男の子に会いましたが、挨拶させてもらって終わるので、、、。と、心の中で思いました。
こちらも、こんにちは。くらい言えば良いです。
挨拶しようと思っていたら、少年が、、、。
コレ!どうしよう。と言いました。
ハア?と、わたしがひとり旅で、帰宅する中、、、。
コレ、これ。と少年。
彼が指差すのは、黄緑色で、美しい鳥の。。。
たぶん、メジロ科の鳥です。
雪が降って来そうです。
黄緑色の美しい鳥の死体があって、薔薇のお花の枯れているそばに、きれいに少年が、美しい鳥の死体を発見して、ビックリしています。
あんまりにも、ビックリしているから、
わたしは、その少年に、
君は、どうしたいと思う?と声をかけました。
鳥さんが、死んじゃっているけれど、見たけど、見なかったことにして、もう、どこかに行ってしまうののか。
それとも、このきれいな鳥さんが死んじゃって、君はビックリして、悲しいから、今日の夜寝る前も、気持ちが、悲しくてしょうがないかな?
明日の朝にも、悲しくてしょうがない?
と、聞いたきょんきょん。
見たけど、見なかったことにしたいかどうかなあ?と、少年に聞いて、
君なら、どうしたいか。
わたしは、君の気持ちに寄り添ってどうにかするけれど。と、わたし。
それで、その少年が、うーん。と精一杯の困った顔で、困っていますが、
そう。
そうだね、君はとても悲しい。
じゃあ、わたしとふたりで、鳥さんにさよならで、お葬式をやろうか?とわたしが提案したら。。。
ぼくは、何もできないみたいな顔だけど、とても困った顔付きで、立ち止まるので、
ちょっとだけそこの枝や土を掘ってくれないか?とわたし。
鳥さんには、鳥インフルエンザとか、野生の鳥だから、何かばい菌があるかもしれないから。。。と言うわたしで、わたしがもっていた、紙をビリッとやぶいて、鳥さんを直接触らない様にと。
うまく鳥の5センチくらいの死体をつかめないようで。。。
土を掘ってくれないか?とわたしでしたが、お花の枯れた枝を3本くらいか、5本くらいよけるけれども、少年が、、、。
うまくできません。と心がつらそうに言うから。
わたしが、軍手や、手袋も無いから、素手で、土を掘って、わたしが10センチくらい土を掘って。一生懸命になって、枝や、土を、鳥さんもわたしがコロンと紙で土の中に入れて。
土をかぶせたら、石で、大人のグーくらいの石があったから、これをお墓の石にしようか。と話して。
君は、自分で、
バイバイ鳥さんが良いか?お手を合わせて、さよならが、良いか?聞いたら、
お手が良い、、、。。。と言うから、
ふたりで、お葬式だね、よし、お手を合わせてくれる。目を閉じても大丈夫だと思うよ。
と、結果的に何もできないけれど、少年が手を合わせて。目を閉じているので。
この急な寒さで、おとついは、春の天気が、昨日から大雪で、、、。
わたしが、
鳥さん、ありがとうございました。きっと生まれ変わることがあったら、お友だちもたくさん出来るし、歌もうまくさえずえるよ。お空も色々飛べるよ、さよなら。おやすみなさい。きっと、また、大空を自由に楽しく鳥さんが羽ばたきます。おやすみなさいませ。
とわたしが声を出して。。。
もう良いよ。と彼に言って、今日は一日、君はとても悲しみに襲われるかもしれないけれど、君には優しい心がある。わたしは、君が、この美しい黄緑色の鳥さんと、君とのことが心に残った。だから、君がとても悲しんだから、君はとても素晴らしい人だから、もう、行きたいところに行って良いよ、大丈夫。だいじょうぶ。
と、わたし。
もう、ぼくおウチに行って良いですか?と。少年。
見て見ないふりも出来たはず。
少年が、たぶん自分の人生で初めての動物の死を体験して、とても悲しみを抱えた。
犬や猫とか、動物も、人間が死んでしまったところにまでわたしより若くて、死の初体験だっただろう。
この事を、帰宅して、主人に話したら。。。
たぶん、メジロ科の、黄緑の、、、メジロの鳥だろうと。
おやすみなさい。
心温まることでした。
少年、、、。
君もきっと生まれ変わることがあったら、この美しい黄緑色の鳥さんの様に、大空を自由に飛べる。