雨のワケ⭐️
あなたと友達だった頃
会うと決まって雨になった
さっきまで輝いていた星たちも
霞んで見えなくなったね
車のワイパーが
音を立ててく
真夜中のカフェ
たわいもない会話が楽しかった
あったかいコーヒーと
あなたの笑顔
外は雨で冷たいけれど
私のココロはあったかだった
あなたが特別になってから
お月さまが味方してくれた
海辺から見上げた星たちも
降るように輝いてたね
車のラジオが
愛をささやく
あなたの優しい口づけ
そっと抱きしめてくれた
あったかい手のひらと
あなたの笑顔
あなたは特別で
このまま愛しあえると思ってた
あなたとうまくいかなくなっても
お月さまは照らしてくれてた
愛しすぎてしまう心を
おさえるようにと照らしてくれてた
私のヤキモチさえなかったら
あなたを傷つけずにすんだのに
想う気持ちが強すぎて
私のココロは限界だった
あなたを自由にしてあげたくて
お月さまにこっそりお願いした
あなたと友達に戻ったら
空から雨が降ってきた
二人で並んで歩いても
傘は二つに増えていた
あなたの笑顔は変わらないまま
見上げた空に星は見えない
外は雨で冷たくて
私のココロも泣いていた
あなたとは友達に戻っただけ
だけど前とは違ってた
あなたとは友達に戻っただけ
ただ友達に戻っただけ
でも本当は…
まだ あなたを愛してる