KyongA

KyongA Im チェロ奏者。NPO法人いろはリズム(2016~)副理事。オーケストラトリプティーク団員。盛岡生まれ、仙台育ち。大学から東京暮らし。2023年に千葉に引っ越す。ハイドンとスター・トレックが好き。

KyongA

KyongA Im チェロ奏者。NPO法人いろはリズム(2016~)副理事。オーケストラトリプティーク団員。盛岡生まれ、仙台育ち。大学から東京暮らし。2023年に千葉に引っ越す。ハイドンとスター・トレックが好き。

最近の記事

【明日8/31】水道橋fttariにてチェロ&エレクトロニクスLiveです!

    • cello tips②愛しい存在をハグするように

       前回は、チェロを弾くときの足について言及したが、今回からは上半身について考察したいと思う。 ・楽器と触れている部分  チェロに限らず、あらゆる道具において直接コンタクトする部分は指先を含めた腕の部分だ。それに加えてチェロは両膝の間に側板が、胸のうえに裏板があたることになる。また、チェロを構えた際、C線のペグ(糸巻き)が後頭部首の付け根あたりに少し触れる。そんで右手で弓を持ち、左手を指板の上に置いて弾くわけだが、その動作に至る前の段階で、チェロと、触れている身体の関係につい

      • cello tips① 足は大事

         私は不器用な人間で、こじれた性格はそのまま身体の歪みや変なクセにも表れがちで、チェロの演奏においてその変なクセや力みを自覚して直すのに苦労し続けている。それでも長年続けていれば、少しずつコツがつかめたり、できなかったことができるようになったりはする。というわけで、これまでの探求から得てきた気づきや、こういう本や言葉が参考になったとかいう話を、少しずつ書いていきたい。自分と同じようにチェロの習得に苦労してなかなかうまくいかない、という人に少しでもヒントとなるような助言になれば

        • 音楽雑感その1 発表会

          先日、講師をしている音楽教室の発表会があった。 音楽教室の発表会という行事は、運動会や学芸会同様、緊張感と同時に、出演者を応援し暖かく見守る熱量のようなものが会場全体に漂っていて、日常のなかでたまにポコっと起きる祝祭感がある。頻繫にあるとしんどいけど、たまにあるとスペシャルな思い出と化す、試練と祝福の行事。 そんな発表会で繰り広げられる演奏は、どんなレベル・完成度であれ、毎度心打たれるものがある。 プロの音楽家のはしくれとして日々音楽に向き合っていると、どうしても音楽を聴くと

          日常茶飯@房総

           2023年の2月末、東京都板橋区から千葉県東金市に引っ越した。  2000年、音大入学と同時に東北の地方都市から上京し、人生の半分以上を過ごした東京を離れるのは、ずいぶんな思い切りを要する決断に思えるけれど、実のところ、勢いとノリに負うところが大きい。引っ越すまでの経緯を時系列で書くのは割愛するが(書くほどのドラマではないのが実情)、大学時代から20年来演奏しに通った、大網白里市(東金市の隣)の土地管理会社である大里綜合管理株式会社の現会長との出会いが、この地域との縁の発端

          日常茶飯@房総