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その駅だけの問題に非ず

こんばんナマステ💚💙Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

#北海道 #稚内市 にある #JR宗谷本線#抜海駅 の存廃が全国的なニュースになっている。

とにかく経営に行き詰まっている #JR北海道 は1日の平均乗車数が1人未満(たまに用のある人が乗る程度)の駅の整理をあらかた終え、ごくわずかとはいえ恒常駅な利用がある駅にまで手をつけ始めた。 #抜海 もそのひとつ。

そういった駅では当然廃止されると困る人がいるので、維持費用の自治体負担を求め2021年より抜海駅の維持費用は稚内市が負担することになった。

その予算は101万円とのことで、恐らくは駅舎とホームの維持費用のみで信号機までは押し付けてないと思う。

なぜなら駅の有無に拘らず信号機は路線のオペレーションに必要なものであり、仮に駅が廃止されても信号場というかたちでは残るから。

だけど稚内市がやっぱ無理、もうお金出さないと言ってきて地域住民が反発しているという状況。

反発するほどの地域住民がそこにいる、ということでもある。

最初は何が何でも廃止の意向だった市も今では町内会で負担するならJRとの間を取り持つという態度に変わってきている。

また、ひとまず開業100周年まで抜海駅を残すためにクラウドファンディングを行い、目標額を上回る額が集まってもいる。

だけどこんなことはいつまでもは続かない。

クラウドファンディングはその瞬間に対して共感を集められるものだけど、持続性は保証されない。

本気でお金を集めるならインカムゲインだけで駅を維持できるよう億単位じゃなきゃダメだ。

前澤社長が共感してくれたら解決できるかもしれないけど、普通に考えれば住民達の熱意はどこかで力尽きてしまうだろう。

とりあえず前澤社長の力を借りれないとするならば、彌縫策ではなく土台から考えてみる必要がある。

まず #JR にとって年間101万円の駅維持費用ってそこまでの負担なのかといえば、そこまででもない。

JRが本音で廃止したいのは普通列車。客単価が安いのに、停車する度に費用が嵩むし、遅いので車両の回転効率も悪い。

宗谷本線の普通列車が多少なりとも利用されるのは旭川からベッドタウンの比布までで、その先は特急停車駅以外の利用はほとんどなく抜海と似たり寄ったり。

それで回りくどく駅維持費用の負担を押し付けながら、普通列車を無くそうと目論んでいるわけ。

それならば比布から北は特急だけを走らせて、抜海のような駅は路線バスのように利用者がいる時だけ停めたらどうなのか。

これは別に突拍子のない案ではなく、海外のローカル線では行われている。

ウェールズにある世界一長い名前で知られるスランヴァイルプールグウィンギルゴゲリッヒルンドロブールスランティシリオゴゴゴッホ駅もリクエストがないと停まらない駅だったりする。

ちゃんと停まれば、みんなが写真撮ったりグッズ買ったりして観光資源になるんだから停めればいいのになとは思うけどね。

話を北海道に戻すけど、比布以北では特急しか走らなくなるとして、地元民の利用は生活圏内であれば特急料金をロハにする、というのがいい。30km以内とかさ。

リクエスト停車は経営効率と地元民の利便が両立できるし、海外のそれは乗客がアッピールしないと停まらない、とかなかには走ってる列車に飛び乗るようなのもあるけれど、

駅にあるボタンを押すか、専用のアプリで操作するか、で対応すればいい。

日本の鉄道でこういうことが行われいないということは、恐らくそれをしちゃいけない法規があるのだろうからそれを変えてほしい。

北海道のほとんどは宗谷本線と似たような状況なのだから、特急オンリーのリクエスト停車によって沿線住民の利便と経営効率を両立できる。

単に抜海駅の問題と捉えるのではなく、根本から見つめ直さないと、最終的には大半の駅が消えてしまうよ😭

それじゃあバイバイナマステ💚💙暑寒煮切でしたっ✨

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