旅行業とUSBメモリ
こんばんナマステ❤️Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️
見つかって何より。
どうせ見つかるなら黙っておこうって思う人が多い気がするけど、紛失が判明した時点ですぐ公表するのは真面目だよね。
ただ、真面目過ぎてパスワードの桁数を漏らしちゃうとかなかなか酷いこともやってしまった。
役所の情報管理については大いに見直さなきゃいけないんだけど、これ旅行業も対岸の火事ではないと思うんだよね。
旅行業って昔からオフィスの外で働いている人が結構いる。
ひとつは #添乗員 。
専業の人なら外でツアーと関係のない資料を確認したり作ったりはしないと思うんだけど、
営業マンが自分の顧客のツアーに添乗するということはままある。
こういう人は顧客が自由行動している時など合間があれば、ツアーと関係なく自分の仕事をする。
今であればノートPCを持ってあれこれ資料つくるわけよ。
そこで #USBメモリ を多用する。
実感として旅行業はクラウドの活用が遅れてると思うし。
だから、本来は非常にテレワークに向いている業界なのに、多分テレワークの浸透率は他より低い。
そんなテレワーク的なことを旅行業界で大昔からやっていたのが #外務員 。
イメージとしては証券外務員と一緒。
オフィスを持たないか、ほとんど立ち寄らずひたすら外回り営業をしている人。
自分の元いた旅行会社だと、オフィスのある県の隣の県を回る人として外務員がいた。
旅行業では外務員証を携帯していれば、本来営業所で行う業務、主に売買契約なんかができるから。
この人達も、しっかりとしたシステムを構築してなきゃUSBメモリへの依存度高いと思うんだよね。
んで、物理的なアイテムというのは必ず壊れたり紛失したりするリスクが付きまとう。
旅行業は特に多くの顧客情報を取り扱うのだから、機密情報管理にはもっと投資すべきなのに、学生時代にIT企業でバイトした時に受けた機密管理研修以上の内容を言われたことが少なくても自分は一度もない。もっと大手はわからないけど。
したがって、自分の場合はそのバイトの時の経験やプライバシーマークを持っていた旅行業ではない企業にいたこともあるので、その時の経験を基にして旅行業界の常識以上のコンプライアンスを自主的に課している。
USBメモリは一応持ち歩いているけれども、なんか資料作るときのフォーマットとかインドのホテルリストとかくらいしか入れてない。
全国の旅行屋さんのなかにはUSBメモリに顧客情報や社外秘のものを入れて持ち歩いている人、とても多いんじゃないかと思い冷や冷やしながら尼崎の件を見ていた次第。
最近、全然関係ない業界の人から聞いて腑に落ちた比喩があって、「USBメモリは台車だ」と。
意図的にイントラネットに繋げてない端末に情報を移したりするのには便利だけど、社内、というか執務室から絶対にUSBメモリを持ち出しちゃダメだと。
そうだよなぁ。
それじゃあバイバイナマステ❤️暑寒煮切でしたっ✨