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繋げるべきはTXじゃなくて

こんばんナマステ💙❤️Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

今日つくばに行ってきたので、最近茨城県内だけで盛り上がってるこの話をしたい。

つくばエクスプレスことTXをつくばから先、どこまで延ばしたらいーのかって話が茨城県内だけで盛り上がってて、

「土浦」「筑波山」「水戸」「茨城空港」の4案のなかから「土浦」に絞られた。

理由としては、土浦で常磐線に乗り換えることで、つくばと水戸ないし茨城空港が有機的に繋がるし、

水戸案、茨城空港案と比較して建設費が安いというんだけど、いろいろ疑問がある。

その最大の疑問は、東京ー土浦、茨城空港、水戸で考えたら現時点で常磐線があり、それをブラッシュアップするんじゃ何でダメなのと。

常磐線は直線が多いし、本来はマイナス要因なんだけど首都圏の他の路線と違って交流電化になっていることで200km/h以上の高速化をしやすいベースもある。

つくばエクスプレスは確かに高速運転がしやすいけれど、仮にひたち、ときわが土浦までつくばエクスプレス経由になればJR東日本にとっては大きな痛手。

現時点でもひたち、ときわは高速バスに対して圧倒的な速度で黙らせられるという意味で、中央線や房総と違って常磐線特急はJR東日本にとってはモティヴェイション爆上がりな存在なのよ。

それをあえて妨害するの❓

それとは別の話で、TX沿線、例えば流山おおたかの森や柏の葉キャンパスと水戸が繋がったら何かいいことあるの、ってこともある。

そりゃ交流が生まれるのはいいことだけどね。

水戸ホーリーホックと柏レイソルの試合くらいじゃないかな。直接の交流ってさ。

自分のなかではTXを直接延ばすなら筑波山以外にはないと思ってる。

東京から見て、常磐線とは明らかに別の価値を提供できる。

1987年まで土浦から筑波山近くを通って桜川市の岩瀬まで筑波鉄道という路線が走っていて、現在はそこを霞ヶ浦つくばりんりんロードという名前でそっくりサイクリングロードになっている。

したがってこれをそのままTXの延長線として復活させれば、北条ないし沼田(筑波山口)まで非常に安く建設できる。

個人的にはこの先、古い街並みが残り観光需要も見込める桜川市真壁までこの路線を整備したらいいと思っている。

結局、筑波山案以外の3案は水戸や茨城空港につなげることが主眼なわけでしょ。

それに対して、別にTX沿線が水戸と繋がることに意味があるとは思わない。せめて茨城県内の守谷市、つくばみらい市くらいだよね。

一方で茨城の2大都市である水戸とつくばを繋げることには確かに意味があるし、

2大都市として水戸のカウンターパートになるのはつくばというよりつくば・土浦。

つくばと土浦の相互依存は強いものの、10km近く離れていて意外と遠いという問題は常にある。

で、あるならばつくばと土浦を繋げて、かつ水戸まで繋がる路線というのはありうる。

そこで思うのはTXと繋がるというよりは常磐線の支線として、つくばー水戸(現実には隣の勝田)という運転系統にするのがよく、つくばー土浦間はTXではなく JR東日本の路線にした方が意味がある。

ならば、花室川沿いを通す路線にして、つくばはTXの駅とはT字接続にしたらどうか。

つくば市街地は地下、それ以外は地上にして、数分に1本の運転間隔で走れればいいんじゃないかな。

基本はつくばと土浦のシャトルで、一部は水戸方面への直通にすると。

T字接続案は最も建設費が安くなる方策で、やはりTXと直通できるようにしたら、守谷から水戸という利便性もあるから、そのへんは天秤にかければいい。

つくばと土浦の間はゆりかもめのようなゴムタイヤの新交通システムが通せるよう、土浦ニューウェイだったり、花室トンネルだったりは造られているけれど、それ以外の区間を通すのが大変だし、それをやるくらいならつくばと土浦を数分で直結する路線を造って常磐線に直通できた方が費用対効果は高い。

それでも一部バスレーンの確保と急行運転で、現在30分近くかかっているつくばー土浦間のバスを20分切れるようにしたらだいぶ変わるはず。

現時点で茨城県内の議論は県外の人間が口出すに値するレヴェルの話ではないとはいえ、あるべき未来像は示しておくべきと感じたので。

それじゃあバイバイナマステ💙❤️暑寒煮切でしたっ✨

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