箱根行きの中央特快だってさ

こんばんナマステ🧡Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

なんかtwitterのトレンドに「箱根行きの中央特快」ってのが上がってた。

恐らく箱根駅伝で中央大学の速いランナーがいたんだろう。

湘南育ちなのに、箱根駅伝には興味が全然なく人生で一度も見たことないけど、中央大学が強豪であることと、近年は青山学院大学が強くて原晋という監督が名将と呼ばれてることくらいは知ってる。

昔、とあるかつての弱小大学の監督の話を聞いたことがあり、どーやって出場させ、それなりの成果を上げたのかという話がとても面白かった。

躍進の秘訣は兎に角寝ることだと言ってた。

TV番組が取材に来ても、他大なら猛練習しているなか陸上部員たちは寝ていた。

監督は「どうせ寝ているから取材来ても無駄ですよ」と言ったのに、それを信じずに何らかは撮れると思って来たクルーは彼らの寝顔しか映せなかったという。

適切に眠ることでその当時インターハイに出るようなランナーは誰ひとり入ってこず、インターハイなんて夢のまた夢だった彼らの潜在能力が引き出され、予選を突破し本大会でもコンディションのよくなかった強豪大学に競り勝つほどになった。

もちろん徹底的な選択と集中を続けた采配の話も面白かったのだけど、いくら名将の采配だって駒が弱ければ勝てるはずがない。

それはいいとして、日本人の感覚からしたら東京から箱根に行くのに中央線や中央道で向かうのはありえないと思う。

箱根とは小田原または御殿場の先にあるところだから。

でも外国人的にはありうるんだよ。

なぜなら富士山から南下して芦ノ湖へ向かうのがインバウンドの定番コースだから。

日本人にとっての箱根は第一に温泉だけど、外国人にとっての箱根は第一に芦ノ湖。

富士山を観ながら船乗るのは別に富士五湖でもいいと思うんだけど、なぜか芦ノ湖なんだよね。

そーゆーこともあるのか、小田急と西武の縄張り争いから一転して富士急が最近箱根に入りつつある。

昨年、西武系の十国峠ケーブルカーを富士急が取得、同じく西武系の芦ノ湖遊覧船も今年富士急傘下になる。

富士山と一体的な観光圏を創りたいのだろう。

その時に富士五湖と箱根を結ぶバスを富士急が出してくれたら、個人旅行者にとっても回遊しやすくなる。

そーなってくれば、中央特快や中央ハイウェイバスで箱根を目指すのも可能になるわけよ。

富士山・箱根・伊豆はバラバラではなく、もっと連携してひとつの巨大観光圏を形成してほしい。

小田急が箱根と東伊豆、西武が箱根と中伊豆・西伊豆、東急が東伊豆という縄張りでいるなか、富士急が入ってくれることで、有機的に各エリアが結合されたらいいなって。

それじゃあバイバイナマステ🧡暑寒煮切でしたっ✨