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シールパスの限界

こんばんなまらステ💙Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ⭐️

やや旧聞に属するけれども、先日なら100年会館で行われた堂本剛氏のコンサートで、チケットのない女性ファンが侵入し観覧していたという事件が起きた。

このファンの行為は許されることではないけれど、人や物に危害を加えたわけじゃなくファンの暴走。

ファンビジネスをしている以上、避けられない問題ではあって、とくにジャニーズは多い。

もうひとつのジャニーズ問題といえばそうだけど、最近はK-POPでこの手の事件が多発しており、別にジャニーズだけの話ではない。

今回のファンがどーやって侵入したのかは公表されてないけれど、多いのはパスコントロールを偽造するというもの。

大道具とか音響とかのコンサートスタッフがズボンなんかにシールを貼っているのを見たことがないだろうか。

あのシールはそのスタッフがどこのエリアに入れるのかを示すパスで、出演者のいる楽屋などに入れる人(コンサートの運営スタッフetc)、入れない人(舞台装置などの職人etc)、ロビーまでは入れる人(物販業者、清掃業者etc)に分かれる。

そしてこれらのシールパスは随所で警備員やコンサートバイトが随所で有無の確認や権限の識別を行なっているんだけど、

このシール、仕組み知っちゃえば簡単に偽造できるんだよね。

今回のファンは楽屋に行って堂本剛氏に逢おう、なんてことまでは考えなかったようで、シールパスの偽造まではしていなかった気がする。

裏口の監視が甘いところをすり抜け、いざロビーに入ると開演までは来場客のフリをしていたんじゃないかな。

仮にオールスタンディングのライヴならば、この人は来場客に混ざってライヴを楽しみ、そのまま笑顔で帰っていったと思う。

しかし、着席制のコンサートではそんなことはできないから、このファンは舞台袖から見ていたのだろう。

多分この人はとても純粋な人で、堂本剛氏が出てくると、ファンとしてノリノリになってしまい、シールパスもつけていなかったし、それでバレてしまったということじゃないかと思う。

後ろの方で舞台関係者達に混ざって静かに観てたらバレなかった可能性が高い。場内暗転してるはずだし。

このファンを擁護する気はまったくないのだけど、狡猾になれない純粋な気持ちは受け止めておきたい。

問題はシールパスを偽造する狡猾な奴がいるんだわよ。

しかも出演者本人の楽屋に近づこうとする奴がさ。

そーゆー輩をどう御せばいいのか。

そっちの話をしたい。

端的にいえば、シールパスはもう機能していないと思う。

警備員の目視では真偽がわからないのだから。コンサートバイトでは尚更。

かといってそこまでお金かけられない。指紋とか静脈の認証とか無理でしょ。

そこで思うのはQRコードをシールに組み込み、警備員はアプリでそれを読み込み、権限を確認したらどうか。

これならばそれほどの経費にはならず、偽造も難しくなる。

人間に頼った警備は必ず穴を突かれる。

だからある程度機械的なものに頼った方がいいということ。

それも高いっていうならパスコード配って、警備員に口頭で確認させるか。

少なくても外部の人間を遮断することは可能だし。

偽造対策、ホント真剣に考えないと、いつなんどき歪んだファン心理の持ち主が侵入してきかねないんだからさ。

それじゃあバイバイなまらステ💙厚沢部煮切でしたっ✨


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