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北陸新幹線は予定通り開業できるのか

こんばんナマステ💙Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

あの地震のときは頭を過ぎったけど、はてさて。

能登と比較したら加賀、越前の被害は限定的で、並行在来線も復旧しているからインフラの損壊については大丈夫だとは思うものの、JR西日本から現状なんの声明も出ていない。

新幹線は在来線よりもずっと精密な検査が問われることを考えると、JR西日本や整備新幹線の保有者である政府がまだ結論を出せていない可能性がある。

もうひとつ考えられるのは、能登への救援物資のため並行在来線に多数の貨物列車が走るため、第3セクター会社が設定しているダイヤを遂行できなくなる可能性。

貨物列車が走るだけ並行在来線は儲かるのかもしれないけど、JR西日本からの分離後は今よりも並行在来線が便利になると謳ってきただけに、それが実現しなければ、並行在来線の将来は危ない。

とはいうものの、いくら並行在来線の普通や快速が増発してるといっても、特急が1時間に3本走っていたのを埋まるほどではないから、ある程度余裕はあるだろう。

むしろ平時においては余裕がありすぎて、インフラの維持費用が心配になる。

実際しなの鉄道は単線化を主張し始めたし、道南いさりび鉄道も廃業を考え始めている。

肥薩おれんじ鉄道も鹿児島県が最後の支援、的なことを言っていて、並行在来線の廃止ドミノが現実的になろうとしている。

新幹線、並行在来線ともに大丈夫なら予定通り開業できるだろうけど、どちらかに支障があった場合どーなるかなんだよね。

新幹線が開業できなければ、並行在来線には特急が走り続けなければいけないので(名古屋・米原発着のしらさぎは予定通り敦賀止まりになるかも)、経営分離はできないことになる。

ただ、JR西日本からIRいしかわ鉄道やハピラインふくいに転籍する人もいるだろうから、この人達はJR西日本への逆出向というかたちで処遇されるのだろうか。

逆に並行在来線に支障があった場合どーするのだろーか。

現時点で平常運行を取り戻しているため、あまりなさそうだけど、大きな会社のパーツの一部分として動かすのと小さな会社で全部賄うのは全然違う話なので、

独立するために必要なファシリティの損壊だったり、就業予定者の被災だったり、といった可能性もなくはない。

そのとき、新幹線だけ先に開業するのって果たしてどーなんだろーな。やりかねないけど。

とりあえず、石川県や福井県は単なる新幹線の受益者ではなく、並行在来線を運営するステークホルダーであり、

両県が現時点で国から予定通りいけるのかどうかを聞かされていない、というのは不穏ではある。

不安を感じる点がもーひとつ。

開業はできるとして予定通り260km/hが出せるのか、という点。

東海道新幹線は東京オリンピックに間に合わせるため、路盤の固まらない状態で開業したため、本来東京ー新大阪間3時間10分だったのが、4時間での走行を余儀なくされた。

今回の地震で路盤がやや緩くなって徐行せざるをえないとしたら。

本来の速達効果が出せない以上、並行在来線の分離は遅らせて、サンダーバードの金沢直通が筋だけど、

JR西日本や国交省は予定通りの分離って言い出しそうだよね。

実際そのような事実を突きつけられたら、石川県や福井県はどんな態度に出るだろうか。

それはそれとして「北陸復興策」として、北陸新幹線の270km/h走行を認めるべきだと思う。

北陸新幹線を走るE7系またはW7系という車両は上越新幹線で270km/hを出しており、北陸新幹線に入った途端、整備新幹線のおかしな決まりで260km/hに減速してしまう。

たかが10km/hの差でも高崎ー敦賀間は470kmもあるから結構変わる。

予定以上のパフォーマンスを訴えていくことも必要じゃないかな。

ということで予定通りに開業できる率が高いものの、断定はできないな、ってところよね。

さて、どーなるか。

それじゃあバイバイなまらステ💙厚沢部煮切でしたっ✨

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