見出し画像

Re:Ryutaro YOSHIBA (Ryuzee) - プロダクトバックログ Deep Dive #RSGT2022

RSGT2022の "プロダクトバックログ Deep Dive" を試聴したのでその感想などをまとめておきます。あくまで個人的な感想です。セッションプロポーザルのアブストは次のようでした。

プロダクトバックログのすべてを完全解説!!

スクラムにおいて、プロダクトバックログは肝となる要素の1つです。プロダクトバックログがなければスプリントは始められないですし、単に要件を切り刻んで並べたようなプロダクトバックログでは変化にも対応できません。

スクラムガイドを見ると、プロダクトバックログの作り方、書き方、維持や管理の仕方については、多くは触れられておらず、多くの人は実践で試行錯誤しながらより良いプロダクトバックログを目指して改善を続けられているのではないかと思います(それはそれで素晴らしい)。

一方でプロダクトバックログを誤解しているのもよく見かけます。すべてをユーザーストーリー形式で書く必要もないですし、全部を同じ具体性にする意味もありません。すべてのプロダクトバックログアイテムをプロダクトオーナーが作らなければいけないわけでもないですし、すべてのプロダクトバックログアイテムを実装しなければいけないわけでもありません。Webアプリケーションでログイン機能がプロダクトバックログの上位に必ず来るわけでもありません。

本セッションでは、プロダクトバックログをうまく使えるようになるための基本から応用まで、Scrum Alliance認定スクラムトレーナー(CST-R)、認定チームコーチ(CTC)の吉羽が体系的に解説します。

https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2022/proposal/15993/deep-dive

ラーニングアウトカムについて

プロポーザルにはラーニングアウトカムが次のようにありました。 

プロダクトバックログについて理解を深めること

https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2022/proposal/15993/deep-dive

プロダクトバックログについて理解が深まるというのはその通りだったかと思いました。ですが、どこからどの程度というのがないので、ちょっとこのラーニングアウトカムは設定が怪しいかなと思います。ただ、察することはできて、Outlineをみると、「アジャイルな見積りと計画づくり」「エッセンシャルスクラム」のようなまとめをしているんだなってことが受け取れます。もう少し丁寧な表現だと良いのかなと思いました。

ここから先は

1,974字

¥ 100

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?